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レコードもCDも綺麗に! 音楽ファンならキース・モンクスのクリーニングマシン「プロディジー」をゲットせよ!

2021年05月31日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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愛好家的レコード保管方法(栗原の場合)

 レコードの楽しみは、音質やコレクションはもちろんのこと、自分なりの保管方法を見出すこともあるかと思います。折角ですので、筆者が長年行っている保管方法をご紹介したいと思います。

左からLPレコード内袋 グラシン紙製、LPダイカットスリーブ、のりなしのLP用ビニールカバー

 用意するのは、のりなしのLP用ビニールカバー(ディスクユニオンで605円/25枚セット)と、LPダイカットスリーブ(ディスクユニオンで604円/5枚)、そしてLPレコード内袋グラシン紙製 (マルゲリータで6380円/100枚)の3点。レコード1枚あたりのコストは、外袋24.5円に内袋63.8円、スリーブが121円の209.3円となります。ちょっとお金がかかるのですが、これをするとしないで大違い。レコードはもちろん、ジャケットの保護にもつながりますし、何より盤が取り出しやすくなります。

購入した中古レコード

購入した盤は、大抵フタのついたのり付きの外袋に入っている

購入時の外袋、内袋は破棄する

 まず、新譜・中古問わずレコードを購入すると、のり付きの外袋がついてきます。これはホコリを防ぐには効果的なのですが、レコードを聴く時に取り出しづらいのが難点。ですので、のりなしの外袋に変えます。ほかの外袋でもよいのですが、ディスクユニオンの外袋はいつでも入手でき、レコードを買ったついでに買えるのが◎。さらに後述しますが、大きさがベスト! レコードを扱っている人だからこそわかる「痒いところに手が届いている」感がたまりません。入れ方は、口を上向きにすると、レコード棚への出し入れがしやすくなります。

グラシン紙でできた内袋にレコードを収納する

 レコード盤はビニール製の内袋で保存されています。この内袋がクセモノで、保存状態によっては、ビニ焼けを起こすほか、静電気が発生しやすいので、こちらも破棄。紙製の内袋に変えます。紙製の内袋の中でも、表面が滑らかで入れやすく、高い防湿性と防カビ性に優れたグラシン紙の内袋に保管するのがベスト。ですが、グラシン紙の内袋はかなり高価で、中には25枚で7700円というものも(1枚あたり308円)。マルゲリータが扱う内袋は、私の知る範囲では最も安価でしたので、これを使っています。

内袋をLPダイカットスリーブに収納。この時、空いている口は同じ方向にする

新しい外袋に入れたレコードジャケットと共に収納する

 レコードジャケットにそのまま納めてもよいのですが、レコードジャケットは紙製がほとんどで、長年使っていると底が抜けるなど痛みます。よってレコードはレコードジャケットに入れず、LPダイカットスリーブに入れて保存。これを、あらかじめレコードジャケットを入れた外袋の中に納めれば、レコードもジャケットも長期にわたり綺麗に収納できます。

LPダイカットスリーブの端を挟むように抑えるだけで、レコードがスルリと出てくる

レコードを取り出す際は、ジャケットと外袋はそのままに、中のLPダイカットスリーブだけを取り出す

2枚組のレコードでもキチンと収納できます!

 ちょっとした手間に思えますが、この収納方法のよい点は、レコードジャケットに触れることなくレコードが出し入れできるだけでなく、レコードが取り出しやすくなること。さらにレコードをかけている時にビニール製外袋とジャケットがバラバラにならない点も美質。ちなみに、ディスクユニオンの外袋は幅とダイカットスリープの厚みが絶妙で、2枚組レコードまでなら綺麗に納めることができます。もっとよい方法があるかもしれませんが、自分は現状、この方法で満足しています。一度お試しください。

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