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通常よりも長い2年保証が標準、購入後のサポートまで考えられた長期運用にもオススメできる1台

コンパクトでも超高性能なRTX 3060搭載デスクトップPCのPremium Line「B550FD-A-Mini」、気になる熱もこだわりカスタムでばっちり安心!

2021年05月24日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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定番ベンチで基本性能チェック!タワー型PCに見劣りしない高性能

 続いて性能を見ていこう。まずは定番となる「CINEBENCH R23」でCPU性能をチェック。このベンチマークソフトはCGのレンダリング速度からCPU性能を測るもので、独自のスコアで性能を数値化してくれる。このスコアが高ければ高いほど、高速なCPUとなる。

 テストはすべての論理プロセッサーを使用する「Multi Core」と、1つのみ使用する「Single Core」の2種類計測可能だ。なお、テスト時間はデフォルトとなる10分間で行なっている。なお、どちらも3回実行し、もっとも数値の高いものを採用している。

「CINEBENCH R23」のスコアは、Multi Coreが19914pts、Single Coreが1582ptsだった

 12コア/24スレッドとなるRyzen 9 5900Xだけに、当然ながらスコアは高い。同じCPUを使ったタワー型パソコンで測ったデータが手元にあったので見比べてみたところ、Single Coreはほぼ同じだったが、Multi Coreは3%ほど値が低くなっていた。

 マザーボードやメモリーが異なればベンチ結果は変わるため、このくらいは許容範囲内といえるだろう。とはいえ、天板に手を触れてみるとかなり高温になっていたため、試しに天板を外したままテストを実行。すると、Multi Coreのスコアは20201ptsまでアップし、タワー型パソコンにはあと少し届かなかったものの、その差を詰めることはできた。

 続いてマシンの総合性能を測る「PCMark 10」でチェック。総合スコアは7600と高く、スペック相応のものとなっていた。

「PCMark 10」の結果

 スコアの詳細を見ると、ビデオ会議やウェブブラウザーなどの速度を測る「Essentials」が10744、オフィスソフトなどの速度を測る「Productivity」が9576、画像や動画編集、ゲーム性能などを測る「Digital Content Creation」が11579と、どれも高いものになっており、小型ながらも高性能だというのを実感できる結果だった。

 GeForce RTX 3060を搭載していることから、気になるゲーミング性能は「3DMark」と「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(以下、FFXVベンチ)で見ていこう。

 3DMarkは、DirectX 12を使用する「Time Spy」や、DirectX 11を使用する「Fire Strike」、レイトレーシング用テストとなる「Port Royal」など、6つのテストを実行した。

 DirectX 12を使用し、WQHD(2560×1440)での計測となる「Time Spy」のスコアは、8984。スペックから見ても妥当な結果で、十分な性能が引き出せていることが分かる。

Time Spyのスコアは8984と順当なもの。多くのゲームがフルHDはもちろん、2560×1440ドットの解像度でも遊べるほどの実力だ

 ほかの結果はグラフにまとめてみたが、どれもスペック相応の結果となっており、小型パソコンだからといって大きくスコアが落ちているということはなかった。

3DMarkの結果

 続いてFFXVベンチの結果を見ていこう。ゲームベンチとしては古めだが、今でも比較的重ための部類となる。

 画質は「高品質」で固定し、解像度をフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)と変更しながら測った結果が以下のとおりだ。

このスペックのPCになるとフルHD解像度では当然ながら余裕があり、評価は「とても快適」。文句なく遊べる解像度だ

WQHDになるとさすがに負荷が高くなるため、スコアは6582にまで低下。とはいえ、評価に「快適」とあるように、問題なく遊べる

4Kではさすがに重たく、スコアは3788と低くなった。評価は「普通」だが、シーンによっては重たく感じる部分が出てくるだろう

 さすがに4Kで快適に遊ぶというほどの性能はないものの、多くのゲームがWQHDで遊べるだけの実力があるのは間違いない。フレームレートを重視するFPSでも、WQHDでまず問題なさそうだ。

 体感速度に影響があるSSDは、PCIe 4.0に対応した「CFD CSSD-M2M1TPG4VNZ(1TB)」が搭載されていたので、この実力もチェックしておこう。速度計測は「CrystalDiskMark」、SSDの情報取得には「CrystalDiskInfo」を使用した。

CrystalDiskMark」を使い、SSDの速度を計測。シーケンシャルリードで約7GB/秒というのは、PCIe4.0対応のSSDの中でもかなり高速な部類だ

 速度を測って驚いたのが、シーケンシャルリードで約7GB/秒、ライトでも約5GB/秒という非常に高速な結果になったことだ。

 ここまでの高速性を体感できる用途は限られてしまうが、動画などの巨大ファイルのコピー、写真の一括現像、GB単位のデータを使うゲームなどでは、その威力を発揮してくれるだろう。

 なお、ここまで高速だと発熱の面も気になるが、CrystalDiskInfoで温度を確認していたところ、負荷の高いシーケンシャルテストを繰り返し試してみても、最大で64度までしか上昇しなかった。これはSSDに装着されているヒートシンクがしっかりと効果を発揮した結果だろう。

PCIe接続のSSDはマザーボードに搭載するが、安定動作のためのヒートシンクが付属。これにより、しっかり冷やされていた

 高速なパーツをただ載せるのではなく、本来の性能が出せるよう組み立てられているのが、サイコムらしいところだ。

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