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通常よりも長い2年保証が標準、購入後のサポートまで考えられた長期運用にもオススメできる1台

コンパクトでも超高性能なRTX 3060搭載デスクトップPCのPremium Line「B550FD-A-Mini」、気になる熱もこだわりカスタムでばっちり安心!

2021年05月24日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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まずはコンパクト筐体の気になる内部をチェック

高性能ながらとてもコンパクトで、狭いPCデスクにも設置しやすい

 B550FD-A-MiniのケースにはFractal Designの「Era ITX」を採用。およそ幅166×奥行325×高さ310㎜というコンパクトなサイズで、標準ではグレーのモデルが使われているが、BTOオプションでシルバーも選択可能だ。では、さっそく中身を見ていこう。

側面パネルを外したところ。ドライブベイがマザーボードの上を覆うように装着されていた

 側面パネルはネジ止めされておらず、ツールレスで簡単に着脱可能。メンテナンスがしやすく、中に入り込んだホコリを掃除するときなどに重宝する作りだ。

 また、側面パネルを外してすぐに目につくのが、側面を守るかのように取り付けられている金属の板。実はこれ、SSDやHDDを取り付けるためのドライブベイで、コンパクトなケース内の空間を有効活用するための工夫となっている。このドライブベイを取り外してみたのが次の写真だ。

ドライブベイを取り外すと、マザーボードやCPUクーラーなどの姿が見えるように。スペースの余裕は少ないもののギュウギュウ詰めではなく、十分余裕がある

 マザーボードはコンパクトなMini-ITXを採用しているだけに、水冷クーラーのヘッドが大きく見えてくるのが面白い。

 一般的なケースと大きく異なるのが、電源がフロント側に装着されていることだろう。背面側の上部、もしくは下部に装着されるというのが通常だが、240mmラジエーターの水冷クーラーを内蔵可能とし、さらに、サイズの長いハイエンドビデオカードも装着可能とするには、この部分しかスペースが残っていなかったというのがよくわかるレイアウトだ。

 もちろんこの電源も一般的なATX電源ではなく、コンパクトなSFX-L電源となっている。小さいながらも電源容量は650Wと大きく、B550FD-A-Miniのようなハイスペック構成でも余裕で駆動できるのだから頼もしい。

 また、ケーブルはモジュラー式となっているのも特徴だ。今回のような小型ケースでは不要なケーブルがあればそれだけ内部でジャマになりやすい。モジュラー式なら必要なケーブルのみ接続できるため、それだけ有利になる。

 ケース内の下部にあるのが、ビデオカード。電源ケーブルを普通に挿してしまうとケースの側面パネルに干渉してしまうため、専用の変換コネクターを介して接続されているというのが面白い。

ビデオカードへの電力供給はケーブル直ではなく、変換コネクターを介したもの。これにより、ケースへの干渉を避けている

 こんなギリギリの位置にあったら、ビデオカードのファンが機能しないのではないかと不安になってしまうが、その心配は無用。よく見てもらえると分かるのだが、側面の底面近くはメッシュになっており、外気を無理なく取り込めるようになっている。

 また、分厚いビデオカードが装着できるよう、空間が広めにとられていることもあって、冷却面は問題ない。

 続いてB550FD-A-MiniのCPUクーラーを見ていこう。採用されている水冷クーラーは、Fractal Designの「FD-WCU-CELSIUS-S24-BK」。メンテナンスフリーの簡易水冷クーラーで、240㎜と巨大なラジエーターを搭載しているのが特徴だ。

120mmファンを2つ装備した240mmラジエーター。CPUから移動した熱はこのラジエーターを使い、ケース外へと放出される

 いくら大きなラジエーターを搭載しても、十分な風量を送り込めなければ冷却性能が発揮できないのだが、コンパクトなケースでありながらもファンの周辺にしっかりスペースが確保されており、空気の流れを遮らないよう作られていることに感心する。

ケースの外部にも工夫あり! 天板はメッシュへの変更も可能

 B550FD-A-Miniのケース上部は木目の天板となっているが、実はこれ、取り外しが可能だ。固定方法も磁石でくっついているという簡単なもので、付属のメッシュ天板と気軽に交換できる。

天板固定は磁石なので、手で持ち上げれば簡単に取り外しが可能

冷却性を考えるなら、通気性に優れたメッシュへと交換するのもアリだ

 デザイン性を重視するなら木目の天板、実用性を重視するならメッシュを選ぶといいだろう。なお、この天板の下にはさらにフィルターが装備されているので、天板の種類、有無に関わらず、ホコリのパソコン内部への侵入は防がれている。

 このフィルターも天板同様簡単に取り外せるようになっているので、ホコリが溜まって汚れてきたなと思ったら取り外し、掃除できる。

天板の下にあるフィルターも取り外し可能。掃除しやすいのがうれしい

 ちなみにフィルターつながりでいうと、側面パネルに開けられている吸気口部分にもフィルターが装着されており、こちらも着脱可能となっていた。

 ホコリが溜まると通気性が低下してファンの負担になるほか、ヒートシンクやラジエーターの目詰まりが起こり、冷却性能が下がってしまう。それだけに、吸気口に徹底してフィルターが装着されているというのは好感が持てる。さらに、着脱可能で掃除もしやすいとなればいうことなしだ。

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