不正注文検知サービス「O-PLUX」が飲食店電話番号データベースと連携開始
かっこ
~急増する飲食店電話番号を悪用した不正手口に対応~
クレジットカードのなりすまし注文等の不正を検知することで、ネット通販における安全なインフラづくりに貢献するかっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO : 岩井 裕之、証券コード:4166、 以下、かっこ)は、近年、ネット通販の利用拡大とともに飲食店の電話番号を悪用した不正が急増していることから、これらの不正注文に関する検知機能を強化するため、5月19日(水)より日本ソフト販売株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 : 中川 慎二郎、以下、日本ソフト販売)が提供する飲食店電話番号のデータベースを、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」に連携開始いたしましたので、お知らせいたします。
■ネット通販の利用拡大と飲食店電話番号を悪用した不正の急増
近年、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う外出自粛や店舗の時短営業等の影響によりネット通販の利用が拡大しており、総務省の調査(*1)によると、2021年3月の1世帯当たり(2人以上の世帯)の月間ネット通販支出額は前年同月比39.1%増の18,651円となり、全世帯に占めるネット通販利用世帯の割合は前年同月比8.7ポイント増の52.5%に達しています。
一方、ネット通販の利用拡大に伴い、クレジットカードのなりすまし利用等の不正注文も増加傾向にあり、その手口も多様化しております。その一つとして、本人確認のための電話番号を飲食店の番号で登録し、電話の疎通状態を不正に確保する手口が近年急増しており、かっこが「O-PLUX」の審査データを検証した結果、2020年における飲食店電話番号を悪用した不正リスクの高い注文の発生率は、2018年の2.62倍に達していたことが確認されております。
■不正注文検知サービス「O-PLUX」の外部DB連携機能の拡充
かっこが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービスです。
これまでも、最新の不正手口に対応するため、空き室データや電話疎通状況などの外部データベース(外部DB)との連携を進めてまいりましたが、今回、飲食店電話番号を使った不正が増加している状況に対応し、日本ソフト販売が提供する50万件を超える飲食店電話番号に関するデータベースを「O-PLUX」に連携開始いたしました。
※「O-PLUX」の詳細はこちら:https://frauddetection.cacco.co.jp/o-plux/
かっこは、今後も、多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ね、積極的に機能拡充を図ることで不正検知サービスの検知精度向上に取り組み、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献してまいります。
■会社概要
かっこ株式会社
住所:東京都港区元赤坂一丁目5番31号
代表取締役社長CEO:岩井 裕之
設立:2011年1月28日
URL:https://cacco.co.jp/
事業内容:SaaS型アルゴリズム提供事業
(不正検知サービス、決済コンサルティングサービス、データサイエンスサービス)