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3:2の14型大画面でテレワークが快適に! デザインを刷新した新レッツノート「FVシリーズ」レビュー

2021年06月04日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●村野晃一(ASCII)

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大きくなったホイールパッドや生体認証
充実したインターフェースが便利!

 FVシリーズでは3:2ディスプレイの採用で奥行が少し大きくなったが、この増えたスペースを有効活用し、より使いやすいよう、ホイールパッドのサイズが大きくなっている。

 ホイールパッドは、レッツノートで長年採用されてきている円形のタッチパッドのこと。通常のタッチパッドは2本指でのスライドでスクロールを行うが、ホイールパッドはパッドの外周近くを円を描くようになぞることでスクロールが可能となる。

 2本指でのスライドでは、何度も指を置き直さなくてはならないような縦長の表示でも、ホイールパッドなら円をくるくると描いていくだけで連続してスクロールできる。逆方向にスクロールさせたい時は、指を離すことなく逆回転で円を描くだけ。資料や仕様ドキュメントを読むときなどに重宝する。

レッツノートシリーズといえば、このホイールパッド。スクロールのしやすさ、誤操作の少なさが魅力だ

 また、この円形という形が絶妙。キー打鍵時に指や手のひらがパッドに触れないため、意図せずポインターが動いてしまうといった不幸な事故がほとんど起こらないのだ。

 LVシリーズでは直径約43mmと小さめで、純粋なポインター操作で少々窮屈な思いをすることもあったのだが、FVシリーズでは直径約64mmにまで大型化。これにより、さらに操作性が向上した。

 操作性を語る上で忘れてはいけないのが、キーボード。ストロークの浅い製品が増えている中、FVシリーズは、しっかりとした押し心地のある2mmのキーストロークを確保。底打ち感がある浅いキーボードよりも、長時間の入力で疲れにくいのが特長だ。

 また、キーピッチは19mm(一部のキーを除く)と広めとなるため、手の大きな人でも窮屈な思いをすることなく打鍵できるだろう。

 もちろんキーボードには個人の好みがあるためこれが絶対というわけではないが、一度試してみれば、レッツノートの打鍵感はクセになること間違いなしだ。

 なお、今回登場したFVシリーズの最上位モデルとなるCF-FV1GFNQRでは、通常と異なる太字のフォントを採用したバックライト付きキーボードとなっている。暗い中でもくっきり見えるようになっているので、周囲の環境に寄らず快適に使いたいと考えている人なら、こちらを選ぶとより満足感が得られるだろう。

キーボードはバックライト付き。薄暗い場所でも、しっかりとキーを見て迷わず打てるのが、バックライトキーボードのいいところだ

 レッツノートで忘れてはならない特長が、インターフェースが充実していること。FVシリーズもしっかりこの伝統を受け継いでおり、USB Type-A×3、USB Type-C×2、有線LAN、HDMI、アナログRGB、そしてSDカードスロットまで装備している。

 一般的なノートPCと比べてもUSBのポート数が1~2個多いだけに、USB HUBを持ち歩かずに済むというのが大きい。また、本体の充電は専用端子だけでなく、USB Type-Cからも可能。出張などで持っていくACアダプターの数を減らしたい、という人にはうれしい仕様だ。

左側面にはHDMI、USB Type-C×2、USB Type-Aを装備。Type-CはUSB PDに対応しているほかThunderbolt 4にも対応し、ビデオカードなどの増設も可能だ

右側面はアナログRGB、USB Type-A×2、有線LAN、SDカードスロットを装備。USB Type-Aの数が多めなのがうれしい

 なお、慣れると手放せなくなる生体認証機能も搭載。顔認証に対応したカメラ、指紋認証に対応したセンサーの2種類が使えるため、家の中などマスクをしていない時は顔認証、外出先など、マスクをしているときは指紋認証といったように、どちらも使えるのが便利だ。

通常のカメラと並び、顔認証に対応したカメラも装備。顔を向けるだけでユーザーを認識し、即サインインできる

指紋センサーは、パームレスト部分に装備。マスク着用時など、顔認証ができない場合でも指紋なら問題ない

 どちらもキーボードに触れることなくサインインやロック解除ができるため、利用開始時の手間が省けるのがメリット。離席中のイタズラ防止に画面のロックが効果的だとわかっていても、解除にパスワードやPIN入力が必要となると面倒になって使わなくなってしまうが、生体認証なら一瞬で解除できるためストレスにならない。特に、不特定多数の人が通りがかる場所で使うことがあるなら、必須ともいえる機能だろう。

タッチパネル搭載のインテル® Evo™プラットフォーム準拠モデルは
パナソニックの直販サイト「Panasonic Store」から購入可能!

 店頭販売モデルは4モデル用意されているが、ここにはないスペックのモデルが用意されているのが、パナソニックの直販サイトとなる「Panasonic Store」だ。

 とくに注目は、インテル® Evo™プラットフォーム準拠モデルがあること。Evoプラットフォームは、第11世代CoreプロセッサーとWi-Fi 6、フルHD以上のディスプレイ、長時間のバッテリー駆動、生体認証、そしてタッチパネル搭載などが要件となっているもので、多くの用途で不満なく使えるだけの証となるものだ。

 店頭モデルでもほとんどの要件は満たしているが、タッチパネルが欲しいというならEvoプラットフォーム準拠のモデルを選ぶといいだろう。また、専用のUSB Power Delivery対応ACアダプターが同梱されているのも、特長だ。

 なお、Evoプラットフォーム準拠モデルの発売は7月が予定されている。

 このほか、Panasonic StoreではLTEだけでなく、5Gにも対応したモデルも用意。屋外での高速通信に興味があるなら、忘れずにチェックしておきたい。

大きな画面をコンパクトにまとめ、性能、機能まで満足できる!
レッツノートの新境地がFVシリーズだ

 広い画面で快適に作業でき、多くの情報を表示しやすい3:2の14型ディスプレイをもち、最新の第11世代Coreプロセッサーの性能を最大限引き出せるのが、FVシリーズの強み。また、新たに搭載されたテレワーク機能、そしてレッツノートらしい頑丈性や使い勝手へのこだわりが詰め込まれている。

 今まで以上にコンパクトとなって生まれ変わったシリーズだけに、新たにノートPCの購入を検討しているのであれば、ぜひ候補に入れて欲しい1台だ。

店頭モデルの主なスペック
品番 CF-FV1GFNQR CF-FV1FDMQR CF-FV1FDSQR CF-FV1FDWQR
本体カラー ブラック ブラック
& シルバー
シルバー
O S Windows 10 Pro 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー
(キャッシュ 12MB、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時は最大4.70 GHz)
インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー
(キャッシュ 8MB、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時は最大4.20 GHz)
コア数 4コア
メインメモリー 16GB
拡張スロットなし
8GB
拡張スロットなし
ストレージ SSD:512GB(PCIe) SSD:256GB(PCIe)
グラフィック インテル® Iris® Xe グラフィックス(CPUに内蔵) インテル® UHD グラフィックス(CPUに内蔵
光学式ドライブ 非搭載
ディスプレイ 14.0型(3:2) QHD TFTカラー液晶(2160×1440ドット) アンチグレア
LAN / Bluetooth 有線LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、
無線LAN:Intel® Wi-Fi 6 AX201 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(5GHzチャンネル帯:W52/W53/W56) WPA3、WPA2-AES/TKIP対応、Wi-Fi準拠、
Bluetooth v5.1
ワイヤレスWAN LTE(4G)
nano SIM
非搭載
セキュリティ
(Windows Hello対応)
顔認証対応カメラ/指紋センサー(タッチ式)
カードスロット SDメモリーカードスロット
(SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード対応
/著作権保護技術対応/UHS-I・UHS-Ⅱ高速転送対応)
nano SIM
カードスロット
nano SIM
カードスロット
なし
インターフェース USB3.1 Type-Cポート×2(Thunderbolt™ 4対応、USB Power Delivery対応)、USB3.0 Type-Aポート×3(うち1つはスマホ充電対応を兼ねる)、LANコネクター(RJ-45)、外部ディスプレイコネクター(アナログRGB ミニ D-sub15ピン)、HDMI出力端子(4K60p出力対応)、ヘッドセット端子(マイク入力+オーディオ出力)(ヘッドセットミニジャック3.5mm、CTIA準拠)
カメラ 顔認証対応カメラ:
有効画素数 最大1920×1080ピクセル(約207万画素)、アレイマイク搭載
付属バッテリーパック バッテリーパック(L):11.55v 定格容量:4786mAh バッテリーパック(S):11.55v 定格容量:2543mAh
駆動時間※1 約21時間
[付属バッテリーパック(L)装着時]
約11時間
[付属バッテリーパック(S)装着時]
約11.5時間
[付属バッテリーパック(S)装着時]
外形寸法 幅308.6mm×奥行235.3mm×高さ18.2mm (突起部を除く)
質量※2 約1.139kg 約0.999kg
Microsoft Office Microsoft Office Home & Business 2019 なし

※1:JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)に基づいて測定。バッテリー駆動時間は動作環境・液晶の輝度、システム設定により変動します。満充電容量を段階的に制御してバッテリーパックを長寿命化しています。
※2:付属のバッテリーパック装着時。平均値。各製品で質量が異なる場合があります。

(提供:パナソニック)

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