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3:2の14型大画面でテレワークが快適に! デザインを刷新した新レッツノート「FVシリーズ」レビュー

2021年06月04日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●村野晃一(ASCII)

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無駄の少ない3:2の画面比率で、作業効率がアップ!

 多くのノートPCがフルHDとなる16:9のディスプレイを搭載していることを考えると、3:2という比率は使いにくいのではないかと思ってしまうだろう。確かに、フルHDを前提にした映像作品などではそういった傾向がある。

 しかし、仕事や一般の書類で使われるのは1.414:1(横向きのA4用紙でいえば297×210mm)が標準。これを表示するには16:9では横長過ぎるのだ。

ページサムネイルを含めた見開きをフルスクリーンで表示。FVシリーズの3:2液晶であれば、隙間がほとんど目立たない

こちらは画面比を16:9とした場合でフルスクリーンで表示。カタログの左右に余計なスペースがある

 こういった資料の閲覧のしやすさはもちろん、資料や書類を作る上でも、画面を無駄なく使えるのが3:2液晶だというのが分かるだろう。

 また、ディスプレイの解像度は2160×1440ドットもあり、フルHDの1920×1080と比べ1.5倍も広くなっているのもポイントだ。

 数字上では実感しにくいが、こんなときは同じエクセルの表(テンプレートにある請求書)を開いてみれば一目瞭然。FVシリーズの高解像度な3:2液晶であれば、縮小することなくすべての項目が余裕で表示できるのに対し、フルHD相当では下部の3分の1程が切れてしまい、スクロールしなければ内容が確認できなくなっていた。

Microsoft Officeオンラインでテンプレートの請求書を表示してみた例。行番号でいえば43行目まで表示できている

フルHD相当に解像度を変更し、同じテンプレートを開いたところ。27行目までしか表示できておらず、明らかに表示領域が減っていた

 これは書類作成の例だが、実験データや売り上げデータの一覧性などでも、FVシリーズの高解像度が活躍してくれることは間違いない。

 もちろんこの高い解像度は、複数のソフトを並べて同時に使うといった用途でも活躍してくれる。

ディスプレイのサイズは同じでも本体はコンパクトに

 FVシリーズはLVシリーズと同じ14型ディスプレイを搭載しているが、3:2の画面比となっているため、本体の横幅は約308.6mm。これは一般的な13.3型ノートPCとほぼ同じで、LVシリーズとの比較であれば、約24.4mmも小さくなっている計算だ。

 ただし、ディスプレイが縦に約20mm広くなっているため、縦幅は増加している。とはいえ、その差はわずか約10mm。左右だけでなく、上下も狭額縁化することで、増加が抑えられているのはうれしい部分だろう。

 また、本体そのものが薄くなっているというのも見逃してはいけないポイントだ。レッツノートといえば、少々厚めで野暮ったい印象があるというのが正直なところだが、FVシリーズで光学式ドライブを非搭載とすることで、この印象を払拭。約18.2mm(突起部を除く)にまで薄型化し、体積がLVシリーズ比で28%ほどコンパクトになっているというのだから驚きだ。

 なお、14型がいいけど光学式ドライブは必須だという人向けに、法人モデルで光学式ドライブ搭載の14型LVシリーズが継続販売されるので安心して欲しい。

 レッツノートは、天板の一部が膨らんだボンネット構造が特長となっているが、この形状はFVシリーズでもしっかりと継承。ただし、凹凸が減ったシンプルなものへと変更になっている。また、ヒンジ部分が隠れるようなデザインへと変更され、より洗練された見た目へと進化しているのも大きな変化といえる。

薄型化の影響もあって、天板にある段差はかなり小さめだ。とはいえ、従来通り76cm落下、100kgfの加圧などをクリアした頑丈設計は変わらない

背面から見ても、ヒンジが目立たないデザインへと変更。今時のノートPCらしいデザインに生まれ変わっている

 デザインが変わったといっても、机の上からの落下を想定した76cm落下試験、通勤ラッシュの満員電車を想定した100kgfの加圧振動試験、日に数千回の打鍵を想定したキーボード試験、開閉による劣化を考慮したヒンジ耐久試験などはしっかりとクリア。薄型&コンパクトになっても、レッツノートらしい頑丈性は健在だ。

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