タクシーデリバリー「GO Dine」都内で開始、乗務員が名店の料理を配達

タクシーデリバリー専用アプリ「GO Dine（ゴーダイン）」

　Mobility Technologiesは5月19日、タクシーデリバリー専用アプリ「GO Dine（ゴーダイン）」を都内一部エリアにて開始した。

タクシー乗務員が有名店の料理をデリバリー

　GO Dineは、星付き有名店をはじめ、名店の商品をタクシー乗務員が玄関まで届けるサービス。タクシーデリバリーは他のデリバリー方法に比べて、広範囲に大量輸送が可能かつ、荷崩れがしにくいというメリットがあるという。本サービスは、タクシーだからこそ運ぶことができる、高クオリティーな飲食店・メニューが特長としている。

　タクシー事業者が有償で飲食店の飲料・食料を運べる、有償貨物運送が2020年4月よりスタートした。しかし、コロナ禍で設備や技術への先行投資が厳しい中で始まったため、飲食店やタクシー事業者側のオペレーションが複雑で、通常の乗客輸送や食品のデリバリーに比べて人手が必要となるという課題があったという。

　本サービスでは、注文から決済までをアプリ内で完結することで、タクシー事業者・飲食店のオペレーションを省人化し、負担の軽減を図る。また、アプリ化することで、ユーザーの注文ハードルを下げ、店舗・タクシーへの送客を後押しする。

タクシーアプリで培った技術・知見を活かし、タクシーデリバリーに特化したアプリをリリース

　配送対象エリアは、東京都千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区。対応店舗は、東京都千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区の店舗57店（2021年5月19日現在）。

　配送料金は最低2000円から、店舗から届け先の距離に応じて算出する（時間帯などにより一部変動）。決済方法は、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubに対応。

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