LAVIEがK12向けに懸ける思いとは?

小学生から大学生まで、使う人の視線に立った「1人1台」PCを目指すNECPC

相川いずみ/編集● 村野晃一(ASCII編集部)

提供: NECパーソナルコンピュータ

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K12向けは「親も子どもも楽しく安心に使える」がコンセプト

――やはり子どもにPCを使わせることに不安を持っている方が多いのですね。<LAVIE First Mobile>は、小学生をはじめ、K12をターゲットにした製品ですが、そうした保護者の不安を払しょくする工夫などがあるのでしょうか。

森部:「有害サイトが心配」「PC画面を長時間見てしまう」「使いすぎる」といった課題を解決するためのアプリケーションを用意しました。

 NECPCでは、親が安心して子どもに与えられるだけでなく、子どもも楽しく使いやすいということをコンセプトとしています。

――親と子ども、両方が楽しく安心に使えるというと、どんなものなのでしょうか。

森部:まず、「キッズメニュー」です。これは、子どもがこのメニューだけでPCを一通り使えるような形でメニューを揃えています。基本的な調べ物やYouTubeのほか、タイピング練習、プログラミング学習、オンライン学習などをサポートしています。

初めてPCを使う小学生にもなじみやすいキッズメニュー。

森部:また、ブルーライトカット機能も搭載しており、有効にすると画面の色が少し変わる、目に優しいモードも用意しています。

 保護者向けには、Windowsのペアレンタルコントロールをわかりやすく解説した「あんしん設定ガイド」も用意しました。せっかくOSに搭載されていても、いざ保護者がやろうとすると、なかなか設定が大変なため、迷うことなく設定できるようにお手伝いするガイドです。

 特定のコンテンツをブロックしたり、子どもの使用状況を確認したりできる設定を解説しています。

「あんしん設定ガイド」

北崎:実は、キッズメニューのキャラクターはクリックすると動いたり音が出たりする仕掛けもあり、こだわって作っています。また、メニューの設定で子どもの名前を入れておくと、毎回名前でメッセージが出るほか、背景画像も季節にあわせて毎月変わるようになっています。

――キッズメニューですが、以前見たときとメニュー内容が変わっている気がしますが、これはアップデートされているのでしょうか。

森部:はい。現在のトレンドに合わせて、メニューは随時入れ替えています。インターネットにつながっている状態であれば、自動でアップデートされるので、常に最新のキッズメニューを使っていただけるようになっています。

 最近では、オンライン授業のニーズを受けて、「Zoom」をメニューに追加しました。

思考力・問題解決能力を育てるアプリを選定

――子どもが楽しめるという点では、キッズメニューはとても使いやすく、小学生の息子も、プログミングやタイピングを楽しんでいました。これらのメニューに搭載しているアプリは、どんな基準で選定されたのでしょうか。

北崎:小学生向けのソリューションを検討するにあたって、まず社内で小学生のいる社員にアンケートを取り、親目線でのニーズを調査しました。

 結果、いちばん要望が高かったのが、「思考力や問題解決能力を育てたい」ことでした。次に、「親が手伝わなくても、子どもが一人で使えるもの」も挙がりました。

 「シンクシンク」はその2点を考えて搭載したもので、もともとスマホやタブレット向けのアプリとして大変人気が高かった教材です。PC向けにプリインストールされているのは、おそらくLAVIEが初めてです。

思考センス育成教材「シンクシンク」

――「シンクシンク」は楽しみながら図形やパズルの問題を解いていけるので、親子で楽しんでいます。他にはどんなアプリがありますか。

森部:遊びながらプログラミングの学習が導入しやすいというところで、「スクラッチガイド」があります。ここに掲載されているサンプルのゲームプログラムは 弊社社員が作成しました。実際に小学生の子どもがいるチームの社員が、子どもといっしょに試しながら開発したものです。

プログラミング言語「スクラッチ」の学習ガイド「スクラッチガイド」

森部:あとは、タイピングソフトですね。私はかれこれ20年近く商品企画を担当していますが、当時からPCの導入として、タイピングは根強い人気があります。

 また、親から見ても将来タイピングがしっかりできてほしいというニーズも高いです。

森部:ほかにも、「Word」や「Excel」などのオフィスソフトは、今後学年があがるにつれ利用が増えていくため、キッズ用PCでも安心感があるというご意見もいただいていますね。

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