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LAVIEがK12向けに懸ける思いとは?

小学生から大学生まで、使う人の視線に立った「1人1台」PCを目指すNECPC

相川いずみ/編集● 村野晃一(ASCII編集部)

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 コロナ禍による2020年の一斉休校や、大学でのオンライン授業、小学校におけるプログミング教育の必修化など、今や教育にICTの活用は必須となりつつある。

 そんな中、NECパーソナルコンピュータ(以下NECPC)では小学生からの”初めてPC”に最適な<LAVIE First Mobile>や、大学生とコラボして開発した<LAVIE N12>など、使用者目線で考えられたPCを開発し、人気を博している。

 今回は、NECPCでK12から大学生向けなど数々の製品開発を担当する森部浩至氏と北崎秀子氏に、LAVIEの学習用PCのこだわりや、家庭に子ども専用のPCがあることのメリットなど、お話をうかがった。

※K12:アメリカやスイスなど英語圏で使われる、幼稚園から初等・中等教育(高校)までを対象とした教育期間を指す略語。日本の教育現場でいうと幼稚園の年長から高校3年生までの期間に該当する

NECパーソナルコンピュータ
商品企画本部 本部長代理
森部浩至

入社してから約20年、主にNECパソコンの商品戦略・商品企画業務に従事。現在、NECパソコンの商品企画統括及び、コンシューマ向けPCブランド<LAVIE>のプロダクトエバンジェリスト活動を推進。

NECパーソナルコンピュータ
商品企画本部 主任
北崎秀子

コンシューマ向けPCブランド<LAVIE>に搭載するソフトウェアの企画を担当。

日本のK12のPC所有率は30%

――本日はよろしくお願いします。<LAVIE>は、小学生の子どもとともに使わせていただいていますが、とても使いやすく、子どもも気に入っています。NECPCでは、子どもから大学生まで、学習用PCの開発に注力されていますが、そのきっかけは何だったのでしょうか。

※オンラインインタビューのため、一部画像が粗い箇所があります。

森部:まず、日本の子どもたちは諸外国と比べて、圧倒的に自分用のPCを持っていないというところから始まりました。少し古いデータになりますが、2013年の内閣府が発表した資料によると、日本の13~15歳の70%は、デスクトップPCもしくはノートPCの、どちらも所持していないという調査結果が出ています。他の調査対象国となっている、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンでは80%以上が所有していることを考えると、とても少ない数値でした。これが、K12や大学生向けPCを検討するトリガーになったんです。

アメリカやイギリス、フランス、韓国などと比較した、日本のK12世代のPC所有率。引用元:データえっせい「パソコンを持たない若者」 内閣府「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」(2013年)を元に舞田敏彦氏が作成したものを再作成

――それは本当に低いですね。とはいえ、昨年のコロナ禍による臨時休校をきっかけに、子ども用PCを購入されたご家庭も多かったのではないでしょうか。

森部:確かにコロナ後に少し増えて、日本でもK12世代のPC所有率は26%から30%になりました。30%というと多いと感じられるかもしれませんが、逆に言うと、持っていないのは70%で、諸外国と比べるとまだまだ低い数値です。

2020年にNECPCが調査したK12世代のPC所有率。仮に、今後日本が諸外国と同等レベルの77%にまで子供専用PCの所有率が上がった場合、潜在需要として600万台の販売可能性が見込まれる。

森部:しかし、学校ではGIGAスクール構想によって、1人1台化が進んでいますし、アンケートではおよそ3分の2の保護者が「子ども用PCがほしい」「購入したほうがよい」と考えているという結果も出ています。

 それでも子どもにPCを買い与えない理由としては「ゲームばかりしそう」「まだ早い」といったご意見もありましたが、購入したご家庭では保護者の86%が満足しているという結果も出ています。

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