画面チルトの角度調整ができるスタンドを搭載
2万円台で1kg未満の軽さ、テレワークに最適なシンプル設計が魅力の15.6型モバイルディスプレイ「ProLite X1670HC」をチェック
ノートパソコンもスマホもUSB Type-C1本で簡単に出力!
前項でも述べたが、ProLite X1670HCはUSB Type-C1本でパソコンの映像を出力できるのが特長だ。公式によると、マウスコンピューターのノートパソコンと組み合わせた検証を実施したという。動作確認内容の条件は、以下の3項目となっている。
・USB Type-C/ThunderboltのDisplayPort Alt Modeで動作すること
・標準付属のType-Cケーブル1本だけの接続で使用可能(補助電源ケーブルも付属)
・フルHD(1920×1080ドット)、60Hz表示が可能なこと
動作確認をしているノートパソコンは、マウスコンピューターのmouse、G-Tune、DAIV、MouseProの各ブランドで複数台にわたる。そのうち、mouseブランドのノートパソコンから、今回は「mouse B5-R5」をお借りし、実際に映像出力ができるかどうか検証してみた。mouse B5-R5は、AMD「Ryzen 5 4500U」搭載の15.6型ノートパソコンで、映像出力に必要なUSB 3.1 Type-C(DisplayPort Alt Mode)も搭載している。性能の詳細については該当記事を参照してほしい。
mouse B5-R5とProLite X1670HC双方のUSB Type-Cコネクターにケーブルを接続するだけで、デュアルディスプレイ環境を構築できた。mouse B5-R5が起動している状態でケーブルを接続するとProLite X1670HCも起動し、パソコンの画面が出力されるといった流れだ。
パソコン側の画面にウィンドウとテキストを、モバイルディスプレイ側にも別のウィンドウを同時に表示してみた。さすがはデュアルディスプレイとだけあって、作業効率の向上を実感できた。スリムなウルトラワイドディスプレイといった印象だ。
また、仕事の用途だけでなく、ゲームや動画視聴をしながら別の作業をすることもできる。仕事でも趣味でも重宝する存在といえるだろう。ただし、本機はオーディオが搭載されていないため、ゲームや動画視聴はパソコン側で行なったほうがいい。
念のため、USB Type-Cケーブル経由でスマホの画面出力もできるか確かめてみた結果、スマホの画面出力もできた。バッテリー切れといったノートパソコンが使えない状況で、スマホに保存した資料を大画面で確認するときに役立つだろう。ただし、先述したように本機にはオーディオが搭載されていないため、動画視聴やゲームの用途には不向きかもしれない。
テレワークの質を上げたい人にオススメのモバイルディスプレイ
マウスコンピューターは安心の国内生産や豊富なラインアップ、そして徹底したサポート体制が特長のBTOメーカーで、ユーザーの満足度を上げる製品を多くそろえている。ユーザーの声に耳を傾けるとともに、その願いを叶える製品を次々と生み出している印象がある。
なかでも、マウスコンピューターのiiyamaブランドは半世紀近くの間、高品質なディスプレイを製造・開発・販売してきた実績を持っている。今回紹介したProLite X1670HCもiiyamaブランドの持ち味をそのまま形にした製品だ。誰でも扱いやすいシンプルな設計もそうだが、1kgを切る軽さや持ち運びしやすいサイズなど、携帯性に優れている点も興味深い。これで2万3800円前後はお買い得といっていいかもしれない。
テレワークにおいて、作業領域の拡大や効率アップを検討している人は、マウスコンピューターのiiyamaブランドが生み出した本機を候補に入れてみてはどうだろうか。
(提供:マウスコンピューター)
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