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ドローンによる夜間の捜索支援サービスの提供開始

2021年04月15日 20時00分更新

文● ASCII

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 Japan Innovation Challengeは4月15日、ドローンによる夜間の捜索支援サービス「NIGHT HAWKS(ナイトホークス)」の提供を5月1日より開始すると発表した。

 本サービスは夜間の遭難救助をドローン活用により支援し、遭難者の早期発見に貢献するサービス。24時間対応で受付を行ない、ドローンスペシャリストが現地へ急行する。赤外線カメラで撮影・データ解析・報告までを対応する他、ドローンに搭載した照明を用いた捜索隊の誘導等も可能。必要機材は「NIGHT HAWKS標準システム」として常備し、捜索支援時に最適な状態で使用できるように整備されている。

「NIGHT HAWKS」捜索支援イメージ

 高齢登山者や外国人旅行客の増加により遭難者や負傷者、死者、行方不明者は増加傾向にある。救助要請は夕方になることが多く、現状では日没後は2次災害の危険があるため、人手やヘリコプターを使った捜索活動が行なうことができない。一方で生存可能性が高いのは遭難発生から72時間以内とされており、より初期に捜索できることが救出の可能性を上げる。

 そこで本サービスでは自治体と連携し直接連絡を受けることで、夜間の捜索支援への出動をスピーディーに行なう。ドローンを活用し、上空から赤外線撮影を行なうことで遭難者の早期発見に貢献することを目指すという。本サービスは自治体の安心・安全のイメージの訴求にも寄与できると考えているとのこと。

「NIGHT HAWKS」北海道拠点イメージ

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