高fpsゲーミングを狙ったRTX 3070を組み合わせ
そして2つ目は、供給不足に改善の兆しが見えないビデオカードだ。オリジナルのBTO PCや主要都市に店舗を展開しているツクモだけあって、需要を満たすにはほど遠いが、GeForce RTX30シリーズも少数の入荷を繰り返しているとのこと。在庫が厳しいのは同じだが、自作PCパーツの一式購入時や組み立て代行時は、運良く入荷したRTX30シリーズで組める可能性は十分にある。ゲーミングPCの自作を考えている人は、まずはスタッフにパーツ一式購入の相談をしてみるのもありだろう。
今回は、144Hzなどの高リフレッシュレート対応ゲーミング液晶と組み合わせて、eスポーツおなじみのFPSゲームタイトルをプレイできるように、GeForce RTX 3070を選択している。選んだのは、GeForce RTX 3070搭載ビデオーカードのなかでは比較的価格が安いというASUS「DUAL-RTX3070-O8G」だ。
この2つのトピックに加え、Windows 10を除けば20万円アンダーに収まっているのも魅力的だ。なお、OS新規購入時も別のPCとUSBメモリーか光学ドライブがあるなら、数千円安価なDSP版のWindows 10にすることで、コストダウンできる。
そのほかのパーツにもスキは見当たらない
メモリーは、XMPを使ったオーバークロック設定が可能になったB560チップセットに合わせて3200MHz駆動かつレイテンシーがCL16-18-18と高速なCFDのDDR4-3200 16GB×2枚セット「W4U3200CX1-16G」を選択。ゲーミング液晶と組み合わせた高フレームレートゲーミングでのフレームレート向上と、GeForce RTX 3070の性能を余すことなく引き出せるという。
ほかにもストレージには、大容量化著しいゲームを複数インストールできる容量1TBモデルのなかから、最近値下がりしコスパがさらにアップしたというcrucial「P5」をチョイス。耐久性に不安のないTLC NAND採用で、ピーク性能はリード3400MB/秒、ライト3000MB/秒のパフォーマンスを発揮する。
さらにPCケースには、各パネルに吸音材を備える静音仕様に加え、120mmファンをフロント×3、リア×1、ボトム×1の計5基標準装備するエアフローが強力なAntecのミドルタワー「P10 FLUX」を組み合わせている。
電源ユニットは、インテルと提携して世界初のATX電源を製品化した老舗メーカーFSPの製品だ。「Hydro GSM Lite PRO 750W」は、1万円以下ながら80PLUS GOLD認証取得の750Wで、シングルレーン+12V設計、日本メーカー製105度電解コンデンサー、セミプラグイン&フラット電源ケーブル(一部)を採用する。
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