Core i5-10400とGeForce GTX 1650を搭載
8万円台で仕事にもPCゲーム入門にも最適なデスクトップPC「Magnate MH」のオススメBTOカスタマイズをチェック
2021年04月06日 13時00分更新
ドスパラの販売する「Magnate MH」は、基本構成時で8万3028円というお手頃価格のミニタワーデスクトップだ。CPUにCore i5-10400でGPUにGeForce GTX 1650 4GBを採用しており、低価格ながらゲームプレイに問題は無いコスパの良さを発揮している。
これまで、前々回は利便性の高い外観と内部、前回はベンチマークによる「Magnate MH」のパワーを解説してきた。今回はより使い勝手がよくなるように、購入時にBTOでカスタマイズしたほうがいいオススメ項目を紹介しよう。
可能ならストレージを追加しよう
Magnate MHの基本構成時のストレージは、256GBのM.2 SSDのみである。OSやゲームを少し遊ぶ程度なら困らないが、将来的に色々インストールしていくことを考えると少々不安だ。そこで、データドライブとしてHDDを追加しよう。容量は+1万3000円(税別)の4TBがコスパ的にオススメ。
さらに、メインストレージであるSSDも+1万2540円と1TBに増量しておくと安心度が高まる。
最近はゲームの入手はダウンロード販売が主流になっているので、光学ドライブはさほど重要ではない。そうしたことから基本構成から外れているのであろうが、やはり備わっているほうがなにかと便利。追加料金が+2000円(税別)なので、追加しておいて損はない。
拡張することを考慮するなら電源の変更も
電源は基本構成時だと450Wのモデルが搭載されている。ここまでのカスタマイズでは問題ないが、将来的にハイパワーなビデオカードを搭載したりといったことを考えているなら、先に電源容量をアップして余裕を持たせておこう。あとから電源を自力で換装するのは割と大仕事になってしまうからだ。ここでは+9500円(税別)となるSilver Stoneの750Wをチョイスする。
ストレージと電源をカスタマイズしたところで、価格は12万1858円となった。いまだコストパフォーマンスは高いままだ。
冷却と静音性にこだわるならファンをカスタマイズ
排熱によるファンの音が気になるという方は、ドスパラが提供する「静音パックまんぞくコース」でCPUクーラーのカスタマイズを行なおう。+5000円(税別)で、高性能なモデルに変更されるので冷却能力が高まるうえに静音性もアップする。
クーラーを変更するのであれば、さらにCPUグリスもノーマルから+1900円(税別)の高熱伝導率ナノダイヤモンドグリスに変えて冷却性能をさらに高めておきたい。
冷却と静音性をアップするふたつの項目をカスタマイズしても、税別価格は10万8880円。安心して長く使えるようにするなら、このくらいはしておいたほうが安心だ。
ここまでの紹介で、Magnate MHが仕事をバリバリこなすメインマシンとしてはもちろん、PCゲーム入門者にとってもオススメなコスパ良好デスクトップだとご理解いただけただろう。拡張性も高いので、中、上級者にも向いている。さらに今回紹介したカスタマイズを施せば、長く使える1台になることは確実だ。様々な用途で使えるリーズナブルなマシンを手に入れたいのであれば、選んで間違いはないモデルだろう。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | Magnate MH |
CPU | Core i5-10400(6コア/12スレッド、2.90GHz) |
GPU | GeForce GTX 1650 |
メモリー | 16GB(DDR4-21300 8GB×2) |
ストレージ | 256GB SSD(M.2接続/NVMe対応) |
内蔵ドライブ | - |
インターフェース | USB 3.0(Type-A)×2、USB 3.2 Gen1×2、USB 2.0×2、PS/2コネクター×2、ライン出力、ライン入力、マイク入力×2、ヘッドホン出力、有線LAN×1、DVI出力、HDMI出力、DisplayPort |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) |
サイズ | およそ幅190×奥行420×高さ360mm |
OS | Windows 10 Home 64ビット |