インテリジェントスイッチ、PoEスイッチ、L3スイッチ4モデルを投入

ヤマハ、初の10Gbps対応スイッチを追加 ProAV市場も視野

文●ASCII

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 2021年3月30日、ヤマハは10Gbps・マルチギガビットに対応するスイッチの新製品4モデルを発表した。無線LANのWi-Fi6やWeb会議トラフィック増大など高速ネットワークの需要に対応する。

10Gbps・マルチギガビットに対応するスイッチの新製品4モデル

 インテリジェントL2スイッチとしては「SWX2320-16MT」と「SWX2322P-16MT」の2モデルが発表された。両モデルとも10Gbps・マルチギガビットに対応した12ポート、SFP/SFP+スロットを4スロット搭載する。

 SWX2322P-16MTは最大90WのPoE++(IEEE802.3bt)に対応し、無線LAN AP、IPカメラ、パワーアンプなど大容量の電力を給電できる。また、Poe給電を維持しながらスイッチ本体の再起動を行なう「Continous PoE」や、PoE受電機器を時間制御するスケジュール機能も新機能も追加される。

 スタンダードL3スイッチとしては「SWX3220-16MT」「SWX3220-16TMs」の2モデルが発表された。SWX3220-16MTは10Gbps・マルチギガビットに対応した12ポート、SFP/SFP+スロットを4スロットを搭載。一方のSWX3220-16TMsはポート構成がSWX3220-16MTと逆になっており、SFP/SFP+スロットが12スロット、10Gbps・マルチギガビットに対応した4ポートを搭載する。「SWX3200シリーズ」の機能を継承し、高速・大容量が望まれる中規模の基幹ネットワーク増強に利用できる。

 今回発表された全機種は既存のCAT5e/6ケーブルの場合は2.5/5Gbps、CAT6Aケーブルを用いることで10Gbopsでの通信が可能になる。スイッチを入れ替えるだけで、既存のケーブルでも最大5Gbpsまでの高速化が可能になり、1Gbpsを超える高速なLANポートを搭載したサーバー、NASなどの製品を接続すると、自動で最適なスピードが選択される。これにより、ワイヤレスデバイスの増加、COVID-19感染拡大で増える音声・ビデオ通話によるトラフィックの増加、大容量ファイルへのアクセスの増加など1Gbpsネットワークにかかる負担の軽減につながるという。

スイッチを置き換えるだけで高速化を実現

 また、メディアの同期再生に必要な高精度な時刻同期を実現するPTPv2 TCに対応。リアルタイム性が要求されるケースにおいて、デバイス間の同期精度を1μsec以下に押さえることができる。さらにAudio over IP技術の1つである「Dante」に最適な環境を容易に設定できる「Dante最適設定」に対応。Pro AV市場での利用も想定されている。

 従来と同じLANマップによる管理や業界標準のコマンド体系での運用も可能になっており、パフォーマンス測定といった機能も提供。microSDのカードスロットも用意される。ラックマウント用のL字金具のほか、ウォールマウント金具も同梱される。

 各モデルの希望小売価格はインテリジェントL2スイッチのSWX2320-16MTが23万1000円、インテリジェントL2 PoEスイッチのSWX2322P-16MTが27万5000円となっている。スタンダードL3 スイッチのSWX3220-16MTが38万5000円、SWX3220-16TMsが27万5000円(すべて税込)。発売は2021年6月の予定となっている。

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