見直しを行いたい家計の固定費」に関する調査結果を公開。「スマホ通信費」「ネット回線通信費」がTOP2、通信費の節約意識の高さが明らかに。
株式会社ALL CONNECT
しかし、ネット回線を見直したいと思う人の8割以上は、すぐに行動する予定なし。その裏には、違約金や乗り換え費用の存在が!
通信回線やスマホなどのインフラをWeb上にて提供する株式会社ALL CONNECT(本社:福井県福井市、代表取締役社長:岩井 宏太、以下「オールコネクト」)は、全国の20歳~59歳の男女を対象に、新生活のタイミングで見直しを行いたい家計の固定費に関する調査を実施しました。
本調査から「家計の中で見直したい固定費」では、「スマートフォン・携帯電話通信費」、「インターネット回線通信費」が上位に上がり、“通信費”に対する節約意識の高さがうかがえる結果となりました。「インターネット回線通信費」の契約を見直しを考えている層が存在する中、8割以上の人たちが「すぐに行動に移す予定なし」と回答しています。その理由として、解約費用の発生、乗り換えにより初期費用が発生することを懸念している実態が明らかとなりました。見直すために追加費用が発生するような見えない支出が、見直し行動の足かせになっていることが浮き彫りとなっています。
また、本調査結果に際して、経済ジャーナリストの荻原博子氏のコメントを掲載。「料金の値下げやクリーンな契約体制を政府に求める一方で、消費者も目先のオプションに惑わされないことや違約金など見えづらい支出である“隠れ負債”の存在を事前に把握するべきである」というご意見を頂いております。
<TOPICSサマリ>
「インターネット回線通信費」の見直しをしたいと考えている人の8割以上が、「すぐに行動に移す予定なし」 その理由に、乗り換え時の初期費用や違約金の発生など、見直しの際に発生する費用についての回答が目立つ結果となりました。
ネット回線見直しのアクションを妨げている実情があることに対して、経済ジャーナリスト荻原博子氏は、ネット回線の契約実態が生んだ”隠れ負債”の存在を指摘します。
複雑で不透明な契約や料金体系を見直すと同時に、目に見えない違約金などの仕組みも、透明化するような行政指導も望まれます。利用者は、目先のキャッシュバックなどに釣られず、必要なオプションを見極める。違約金や初期費用などの見えづらい支出である“隠れ負債”の存在をしっかり把握する必要があります。
家計の中で高いと感じる固定費は、スマホ通信費がトップで、電気代、ネット回線通信費も上位に。
見直したい固定費は、スマホ通信費、ネット回線通信費がTOP2に。“通信費”に多くの関心が集まる
今回実施したSCR調査対象者(N=19,054ss)に対し、「家計の中で高いと感じる固定費」に関する質問を行ったところ、「スマートフォン・携帯電話通信費」(50.6%)、「電気代」(46.9%)、「インターネット回線通信費」(43.0%)が上位に上がる結果となりました。 また、「家計の中で見直したい固定費」に関する質問を行ったところ、「スマートフォン・携帯電話通信費」(47.5%)、「インターネット回線通信費」(39.8%)といった結果となりました。「インターネット回線通信費」が、「家計の中で高いと感じる固定費」でランクインしていた「電気代」よりも上位にランクインする結果となり、“通信費”に対して多くの関心が集まっていることが明らかになりました。
「インターネット回線通信費」の見直しをしたいと思っているものの、約9割が「すぐに行動に移す予定なし」
一方で、「インターネット回線通信費」の見直しを行いたいと思っている(N=7,574)に対して、すぐにでも見直したい、実際に行動を起こしているか質問したところ、9割は「すぐには行動を移す予定はない」と回答しました。
解約金や初期費用の追加費用という見えない支出が、見直し行動の足かせに。
インターネット回線いずれか契約意向者かつ行動していない(N=980)に対して、見直したいが、行動は起こしていない理由を質問したところ、4割は解約費用の発生を、3割は乗り換えに伴う初期費用の発生を懸念していることが明らかとなりました。見直すために追加費用が発生するような見えない支出が、見直し行動の足かせになっていることが明らかになりました。
インターネット回線を契約する際のきっかけは、更新時期が最も多くネット選択時期の限定化が明らかに。
インターネット回線見直し意向者(N=1,000)に対して、回線契約時のきっかけを質問したところ、更新のタイミングが最も多い結果となりました。違約金の発生を避けるために更新のタイミングで再契約をはかる、という消費者行動と推察でき、業界主導の契約形態によりネット選択時期が限定化されていると考えられます。また、引っ越しなど生活環境の変化も上位となり春の新生活に向けて、より一層インターネット回線のクリーンな契約の定着が期待されます。
経済ジャーナリスト 荻原 博子(おぎわら ひろこ)氏からのコメント
新型コロナ禍で仕事も学習もリモート化する中、インターネットの通信費が上がってしまったと嘆くご家庭も多いようです。総務省は、携帯キャリアの通信費値下げを推進していますが、同時にネット通信料金の値下げにも、もっと取り組んでいただきたいと思います。また、複雑で不透明な契約や料金体系を見直すと同時に、目に見えない違約金などの仕組みも、透明化するような行政指導も望まれます。利用者は、目先のキャッシュバックなどに釣られず、必要なオプションを見極める。違約金や初期費用などの見えづらい支出である“隠れ負債”の存在をしっかり把握する。また、悪質な業者も出てきているようなので、業者を見極めることも大切です。
経済ジャーナリスト 荻原 博子(おぎわら ひろこ)
1954年生まれ。バブル崩壊直後からデフレの長期化を予想し、投資ではなく現金に徹した資産防衛と借金の軽減を提唱し続けている。近著に「あなたのウチの埋蔵金」(朝日新聞出版)。
【ご参考】ネットのミカタ。(https://net-mikata.jp)
オールコネクトのグループ会社である株式会社ネットのエースは、2020年11月より、インターネット契約の総合窓口「ネットのミカタ。」のサービス提供を開始しました。ネットのミカタ。では、お客様のニーズに合わせた最適なブロードバンド回線を取り扱っている販売代理店の紹介を行います。契約時にはお客様と販売代理店との間を仲介し、契約のサポートも行います。契約後に万が一、「ネットのミカタ。」が紹介したインターネットサービスでトラブルが発生し、インターネットサービスの乗り換えが必要になった場合は、乗り換えにかかる違約金や工事費用を「ネットのミカタ。」が補填。このようにネット契約の無料相談から申し込み後までトータルサポートするサービスとなっており、ネット回線見直しを妨げる要因である隠れた固定費問題の一助となると考えています。
【ネットのミカタ。サービスについて】
1.お客様のニーズに合ったインターネットサービスをご提案
2.必要最低限の契約・オプションサービスをご提案
3.インターネット乗り換えで発生する違約金・工事費用を補填
4.回線開通後の安心な無料サポート体制
5.各種特典に対するフォローアップ・もらい忘れの防止対策
「ネットのミカタ、登場」篇:https://youtu.be/pAphSJt7X-w
俳優の柄本明さん、女優の上白石萌歌さんを起用した新CM「ネットのミカタ、登場」篇を2021年3月1日より公開。ネット契約の実態と、消費者と業界の力関係をユーモラスに描いた内容となっています。3月15日より一部地域にてTVCM放送中です。
調査概要
調査手法 :インターネット定量調査
調査対象者:サンプル数:SCR調査20,000ss (除外職業を除く有効サンプル数:19,054s)
本調査1,000ss
※SCR調査を性年代人口構成比に準じて回収。本調査は各セル250sにて均等回収。
ターゲット構成比に準じて本調査ではWB集計を実施。
設問数 :SCR7問/本調査10問
条件 :・日本全国に在住の20~59歳男女
・現在インターネット回線新規契約または乗り換え意向者
調査日程 :SCR/本調査(分離型):SCR/2021年2月18日(木)~2月19日(金)
:本調査/ 2021年2月19日(金)~2月21日(日)
調査機関 :株式会社マクロミル
会社概要
■株式会社ALL CONNECTについて
商 号 :株式会社ALL CONNECT(オールコネクト)
代表者 :代表取締役社長 岩井宏太
所在地 :(本社)〒910-2178 福井県福井市栂野町第15号1番地2
(東京支社)〒105-0013. 東京都港区浜松町1丁目3番1号 浜離宮ザ・タワー 4F
設 立 :2005年4月21日
主な事業内容:販売代理業、MVNO事業、EC/メディア事業
U R L :https://www.all-connect.jp/
■株式会社ネットのエースについて
商 号 :株式会社ネットのエース
代表者 :代表取締役社長 金谷将史
所在地 :〒105-0013 東京都港区浜松町1丁目3番1号 浜離宮ザ・タワー 4F
設 立 :2020年7月31日
主な事業内容:メディア事業、WEBマーケティング事業、その他インターネット関連事業
U R L :https://net-ace-corp.jp/