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コンパクトながらも拡張性の高いケース

8万円台で拡張性豊富、使い勝手抜群なGTX 1650搭載のミニタワーデスクトップPC「Magnate MH」

2021年02月26日 09時00分更新

文● 柴田尚 編集●市川/ASCII

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ドスパラが販売するミニタワーデスクトップパソコン「Magnate MH」

 ドスパラが販売する「Magnate MH」は、低価格ながら性能に妥協しない構成を誇るミニタワーデスクトップパソコンだ。基本構成時の主な仕様は、CPUがCore i5-10400、メモリーが16GB(8GB×2)、GPUがGeForce GTX 1650、ストレージが256GB SSD(M.2接続/NVMe対応)で、価格は8万3028円となっている。

 はたして、Magnate MHのパフォーマンスはどれぐらいのものなのか。まずは、Magnate MHの外観や内部から紹介しよう。

シンプルな外観ながらインターフェースを前面に備えたケース

コンパクトながら拡張性の高いミニタワー

 ケースは、卓上に置いても邪魔にならないコンパクトなミニタワーを採用。前面には電源スイッチやアクセスランプを配置している。さらに、USB 3.0×2基や3.5mmジャックの音声出力端子および音声入力端子といったインターフェースも前面に並んでいるので、非常にアクセスしやすい。加えて、5インチオープンベイと3.5インチオープンベイが2基ずつ空いており、将来的な拡張性も高めだ。

シンプルで使い勝手のいいフロントパネル

 背面のインターフェースは、マザーボード側からキーボードとマウス用のPS/2端子×2基、USB 2.0×2基、USB 3.2 Gen1(Type-A)×2基、マイク端子、ラインアウト端子、ラインイン端子を備えている。ビデオカード(GeForce GTX 1650)からは、DVI端子、HDMI端子、DisplayPortが並ぶ。なお、ビデオカードによっては背面のインターフェースが異なる場合がある。

背面の電源とファンを備えた空気孔から排熱を行なう

 サイドパネルには給気のための穴が空いており、内部をしっかり冷却できるようになっている。取り外しの際に手をかけられるようにへこみがあり、メンテナンスしやすいよう配慮されているのもうれしいところ。

左サイドパネル。吸気孔の左のへこみの部分に指をかけると、取り外しが非常にしやすい

MicroATXマザーにより扱いやすいケース内部

 本機のマザーボードはMicroATXを採用している。さらにケーブルを綺麗にまとめていることで、内部は非常にすっきりとしている。そのため、メンテナンスや自力での拡張がしやすいと感じた。本体前面に設置された5インチオープンベイと3.5インチオープンベイ、3.5インチシャドウベイは、基本構成時はすべて空いているので、自由に各種ドライブを増設できるのもうれしい。

ケーブルが整理されているので、マザーボード上の端子や各種ベイにアクセスしやすくなっている

CPUの熱を背面のファンが的確に排熱してくれる構造

電源は上部に配置されている。今回紹介するモデルは450Wだが、BTOでアップグレードも可能

5インチベイと3.5インチベイは基本構成時ではすべて空いているので、自由に各種ドライブを増設できる

 使い勝手のいいフロントパネルや、メンテナンスおよび拡張しやすいケース内部などが特徴のMagnate MH。試用した際、将来を見据えた構成になっている点に好感を抱いた。BTOのオプションを利用すれば利便性がさらに向上し、メインマシンとして長く活用できそうだ。

 外観などの紹介は以上。次回は各種ベンチマークテストを行ない、Magnate MHの実力をチェックしていく。

試用機の主なスペック
機種名 Magnate MH
CPU Core i5-10400(6コア/12スレッド、2.90GHz)
GPU GeForce GTX 1650
メモリー 16GB(DDR4-21300 8GB×2)
ストレージ 256GB SSD(M.2接続/NVMe対応)
内蔵ドライブ -
インターフェース USB 3.0(Type-A)×2、USB 3.2 Gen1×2、USB 2.0×2、PS/2コネクター×2、ライン出力、ライン入力、マイク入力×2、ヘッドホン出力、有線LAN×1、DVI出力、HDMI出力、DisplayPort
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
サイズ およそ幅190×奥行420×高さ360mm
OS Windows 10 Home 64ビット

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