レガシーシステムからのアップデートをローコード開発で支援する「レガシーto Wagby支援サービス」
東京システムハウスは2月24日、レガシーシステムの現行資産解析の代行とその結果を活用したローコード開発の支援を行なう新サービス「レガシーto Wagby支援サービス」を発表。3月1日より提供する。
レガシーシステムを抱える企業にとってデータの有効活用とデジタル技術の導入によるDX推進においてブラックボックス化したシステムをオープン化することが課題となっている。これまで、ローコード開発の立ち上げではリポジトリ設定などの準備作業や、デモを見せながらのアジャイルな開発を行なうなど人介在作業がボトルネックとなっていた。東京システムハウスでは、レガシーマイグレーションの技術「メインフレーム・マイグレーション・サービス(MMS)」と、ジャスミンソフトのローコード開発ツール「Wagby」、日立製作所の様々な業種での経験とDXに関わる技術「Application Lifecycle Managementサービス(ALM)」「アジャイル開発コンサルティングサービス」を融合することで課題に対応。
システム更改では必須な現行資産解析を代行すると共に、その結果を活用して現行システムの画面・データベースなどの項目情報をリポジトリ設定してプロジェクト立ち上げをスムーズにする。また、その後の開発においては必要に応じて、Wagbyと親和性の高いアジャイル開発への取り組みの導入支援とともに、現行資産の業務ロジック再利用の手段としオープンソースソフトウェア「opensource COBOL 4J」の活用によるCOBOL-Java移行支援を提供する。
日立製作所のALMサービスと東京システムハウスのMMSの連携によりレガシーシステムの現行資産を解析。日立製作所のアジャイル開発コンサルティングサービスによって専門技術者によるアジャイル開発の導入教育や実践のコーチング、アジャイル開発の導入に伴う社内規約整備・標準化のコンサルティングといった導入支援の実施。COBOL資産をJavaにリライトするopensource COBOL 4J利用者向けのテクニカルサポートを提供による移行支援を提供。
提供価格は個別見積もりとなる。