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幅広いサービスレベル要求に単一ソリューションで対応する「Cohesity SiteContinuity」

Cohesity、バックアップとCDPを一体化した自動DRソリューション

2021年01月26日 10時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 Cohesity Japan(コヒシティ)は2021年1月26日、バックアップと継続的データ保護(CDP)の機能を単一プラットフォームに統合したシンプルな自動ディザスタリカバリ(DR)ソリューション「Cohesity SiteContinuity」を発表した。ミッションクリティカルからビジネスクリティカルまで、幅広いサービスレベル(RPO/RTO)のワークロード/データ保護機能を統合的に提供できる製品。2021年第1四半期の提供開始予定。

「Cohesity SiteContinuity」のDRプラン作成画面。GUIでシンプルにDRの設定が可能。RPO/RTOなどのSLAによる設定もできる

 SiteContinuityは、Cohesityのスケールアウト型分散ストレージをベースに構成された、アプリケーションのダウンタイムやデータ損失を最小限に抑えることを目的としたDRソリューション。

 大きな特徴は、高いSLA(ほぼゼロのRPO/RTO)を必要とするミッションクリティカルなワークロードと、SLAは多少下がってもコスト効率よく保護したいビジネスクリティカルなワークロードを、単一のソリューションでカバーできる点だ。具体的には、ミッションクリティカルなワークロードの保護にはCDPを、ビジネスクリティカルな保護にはバックアップを適用し、サイト全体のフェイルオーバー/フェイルバックをオーケストレーションすることで集中管理と自動化を実現している。従来、CDPとバックアップは別ソリューションを組み合わせることが多く、複雑化とコスト高の原因となっていた。

 まずミッションクリティカルなワークロードの保護では、VMware vSphereの「vSphere API for I/O Filtering(VAIO)」技術を利用して、本番環境で稼働する仮想マシン(VM)のI/OをSiteContinuityが取得。DRサイトでホットスタンバイしているスタンバイVMに直接同期する。この仕組みによって、対象とするワークロードのRPO/RTOを極小化することができる。

 ビジネスクリティカルなワークロード保護では、本番環境で定期的に取得したバックアップを、SiteContinuityが順次DRサイトに非同期転送する。ワークロード/データの重要度に応じて、RPO/RTOは数秒~数時間、あるいは1日(24時間)といった具合で選択すればよい。

SiteContinuityにおけるミッションクリティカル/ビジネスクリティカルなワークロードの保護手法

 SiteContinuityはエージェントレスで動作するほか、CDP/バックアップのいずれであっても単一のGUIとポリシーフレームワークからシンプルに設定ができる。また、自動/無停止のDRテスト機能を備えており、監査証跡レポートも提供できる。

SiteContinuityの特徴一覧

 ランサムウェア対策の機能も備えている。SiteContinuityでは無制限スナップショットベースのバックアップを行うため、直近に限らず過去の特定時点までリストアポイントをさかのぼることができる。そのためランサムウェア被害からの回復時には、感染前のクリーンな状態を選んで戻すことが可能だ。

 また適切なリストアポイントの選択のために、機械学習技術によってレコメンドする機能も備えている(この機能はランサムウェア被害発生の自動検出にも使われる)。

ランサムウェアからの保護機能

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