このページの本文へ

7割は過去1年に身代金を払ったことがあると回答

みんな身代金けっこう払ってる Cohesityのサイバーレジリエンス調査で明らかに

2024年07月30日 17時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ランサムウェア攻撃に対する身代金、みんなけっこう払っている。データのセキュリティと管理のサービスを手がけるCohesityは、日本企業におけるサイバーレジリエンスに関する調査結果を発表した。サイバーレジリエンスとは、組織がサイバー攻撃を受けた際に、データを復旧し、ビジネスプロセスを復元する能力を定義するもの。

「支払わない」の回答はわずか12%

 日本のITおよびセキュリティの意志決定者301人を対象にして行なわれたこの調査では、回答者の71%が2024年に「ランサムウェア攻撃の被害者になった」と答えており、98%が「今年、自社の業界に対するサイバー攻撃の脅威が増加するだろう、またはすでに増加している」「77%が2023年と比較して50%以上増加するだろう」と回答したという。

 回答者の大多数が、自社のサイバーレジリエンス戦略に「ほぼ自信がある」または「完璧に自信がある」と回答したにもかかわらず、その79%は「データの復旧とビジネスプロセスの復元、またはその迅速化のために身代金を支払う」と回答している。「支払わない」と回答したのはわずか12%。一方、「身代金の金額によっては支払うかもしれない」と回答したのは9%だ。 実際、回答者の77%は、「データの復旧とビジネスプロセスの回復のためなら身代金100万米ドル以上を支払ってもよい」と回答し、24%は「500万米ドル以上を支払ってもよい」と回答している。

 回答者の85%は「自社において身代金を支払わない」ポリシーがあると答えているが、70%は「調査前の過去1年間に身代金を支払ったことがある」と回答する。過去1年間に代金を支払ったことのある回答者210人のうち、36%は最大3970万円(25万米ドル未満)までの支払いに応じており、3%は100万~300万米ドル(4億7650~7億9440万円)、1%は300万~1000万米ドル(7億9440~15億8880万円)など高額な身代金を支払っているという。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    PC価格高騰で4割の企業が「調達を延期」/“謎のExcelマクロ”は業務継続リスク/日本のデジタル行政、利用率・満足度とも最低レベル、ほか

  2. 2位

    ビジネス・開発

    「ドラクエXの世界観を壊さない」Gemini実装 プロンプトからセキュリティ、サーバー設計まで工夫の数々

  3. 3位

    ビジネス・開発

    首都高が「AIの高利用者」を1年で10倍に 非IT人材に刺さったGemini Notebookと“泥臭い”浸透策

  4. 4位

    TECH

    【提言】フロンティアAIが生む“脆弱性パッチの波” 企業はパッチ適用プロセスの見直しを

  5. 5位

    デジタル

    平均年齢60歳の現場を変えたZ世代女子 kintoneで電話・紙・入力をなくしたら、仕事が楽しくなった

  6. 6位

    TECH

    生命がわずかな熱を細胞内で維持する新しい原理を発見

  7. 7位

    TECH

    「SCS評価制度」取得を目指す中堅・中小製造業のリアル 富士工業が考える「セキュリティは経営に役立つのか」の答え

  8. 8位

    デジタル

    属人化の解消は多忙な“Aさん”を救うことから 切り札は「kintone×AI」を自然に使わせる仕組み

  9. 9位

    sponsored

    「Copilot エージェント」の作成は簡単! 業務用途に合わせてカスタマイズして使おう

  10. 10位

    TECH

    3つの球体で自由自在&精密に移動できる、全方向移動プラットフォームで挑む製造現場の変革

集計期間:
2026年08月18日~2026年08月24日
  • 角川アスキー総合研究所