■突発的なテレワークやオンライン授業にも対応できる
povoを始め、各キャリアのオンライン専用プランでは「アプリの活用」が進みそうです。すでにキャリアのさまざまな手続きはWebサイトからできるよう整備されていますが、それがさらに進んで、契約からサービスの変更、サポートまでがアプリで完結することになりそうです。
3月のサービス開始に向けて、各キャリアはアプリやWebサイトを作り込みを進めています。その中でもKDDIは、シンガポールで実績のあるCircles Asiaと組んで2020年10月から開発を進めており、使い勝手の良さに期待が高まっています。
昨今の社会情勢により、突発的にテレワークやオンライン授業の予定が入るなど、生活スタイルが急変することも珍しくありません。ワーケーションをしたいのにWi-Fiが遅くて仕事にならないとか、固定回線がない自宅から授業を受けなくてはならないなど、新たな課題も生まれています。
こうした変化に耐えられる料金プランを選ぼうとすると、これまでは高額の上位プランになりがちでした。しかしアプリでトッピングを追加できるpovoは、ムダを省きつつ変化にも強い「ニューノーマル」な料金プランといえるでしょう。
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