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ヤマダユウス型の爆裂物欲日記 第6回

僕が3年ぶり新しいiPhoneを買った理由

2020年12月31日 13時00分更新

文● ヤマダユウス型 編集●アスキー

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15万円近いスマホを買った感想は?

 iPhone 12 Proは、僕にとっては初のホームボタンレスなスマホ。Face IDや大画面なんかを堪能していますが、満足している部分もあれば、思ったほどでは…な部分もあります。

 満足している部分は、やっぱりパフォーマンス。基本操作、ゲーム、動画再生と、何をやらせてもストレスフリーにサクサク動きます。発売直後のデバイスなので当然ですね。なんならこの軽快さが1年後あるいは2年後も続くことを信じてこっちはお金出しましたから。

 (ここから早口)「5万円〜7万円台のミッドレンジスマホを1年毎に買い替えたほうが常に最新スペックを味わえるのでは?」という曇りなきド正論に対しては「確かにiPhone 12 miniの最安モデルだと約8万円だし近いムーブは可能」と思案しつつも、スマホ買い替えサイクルは基本2年ベースなので2年後のパフォーマンス担保みたいな部分に不安があったり画面サイズの選択だったり、あと単純に1年買い替えはさすがに面倒っていう。(ここまで早口)

マクロ撮影してみたよ

 一方、思ったほどでもなかった要素としては、カメラ性能。背面カメラの望遠レンズが35mm換算で約51mmになり、ブツ撮りやマクロ撮影に丁度良い焦点距離なんですよ。なので仕事の撮影に使えるかなーと思ってたんですど、いざ使ってみると「悪くはないけど、思ったほどでは…」という感触。実際に小物を撮って出しするとこんな感じ。悪くはないけど、めちゃ綺麗ってほどでもなぁ。

 僕は基本的にGR IIIを常備してるので広角のマクロまでなら対応できるものの、やはり広角では歪みが気になるときもあるので、そうした状況での撮影をiPhone 12 Proでカバーできないかなと期待していました。できなくもない、けど事前に準備できるならちゃんとカメラ持っていくかなという所感です。背景が無地ならディテールが浮き上がってマシに見える気はしますねぇ。

 一番長く触れるデバイスだから、一番良いものを選びたい。その方が良い体験が待っているはず

 要はそういうことです。オーバースペックかどうかで悩むくらいなら、どーんと高性能なものを買ったほうが良い。スペックがボトルネックになって、スマホを使うあらゆる機能に制限がかかってはQOLが下がりますから。お金で買えるQOLなら、そこは出しますぜ。

 とりわけ、2020年に発売されたiPhoneは4種類もあります。スペックとコストのどちらを優先するか、これはこれで悩ましいものです。でも、普段はハイエンドはスルーしてきた人でも、今回はあえてProを選ぶのもアリだと思いますよ。「これがハイエンドの性能か!」と、お高いモデルならではの体験は使ってみないとわかりませんからね。

 高性能なスマホは、なんだかんだで每日のQOLを上げてくれる。それがコストに見合っているかどうかは個人の判断に任せたいところですが…、少なくとも、僕はiPhone 12 Proに満足しています。機能の使いこなしはこれから。2021年のLiDARアプリたちに期待を込めて、星3つ。

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