このページの本文へ

リカバリ操作を容易にするGUIツールも搭載、eDiscovery/監査用途にも対応

Teamsのバックアップも、「Veeam Backup for Office 365 v5」提供開始

2020年12月07日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Veeam Softwareは2020年12月3日(米国時間)、新たに「Microsoft Teams」のデータ保護に対応した最新版「Veeam Backup for Microsoft Office 365 v5」の提供を開始した。GUIツール「Veeam Explorer for Microsoft Teams」も追加し、リカバリ(復元)操作を迅速化、簡素化するほか、監査/eDiscovery用途にも対応する。無償のコミュニティエディションも提供を開始している。

「Veeam Backup for Microsoft Office 365 v5」で追加された「Veeam Explorer for Microsoft Teams」の画面。バックアップデータから、ファイル単位での検索とリカバリが可能

 Veeam Backup for Office 365では、これまでExchange Online、SharePoint Online、OneDrive for Business上にあるデータのバックアップ/リカバリに対応してきた。全世界的なリモートワークの急増とTeams導入ユーザーの爆発的拡大に伴って、Teamsに蓄積されるデータ保護が重要な課題になっていることから、今回新たにTeamsデータのバックアップにも対応した。

 同製品ではTeams APIを介して、チーム全体あるいは特定のチャネルやアプリを保護することが可能で、メッセージやファイル、アカウント、設定といったあらゆる重要データを保護できる。またバックアップデータは、Microsoft Azure Blobストレージに限らずAWS S3やオンプレミスなど、自由な場所に保存することが可能だ。

 またリカバリ操作を行うためのGUIツール、Veeam Explorer for Microsoft Teamsも新たに開発され、バックアップデータからリカバリ対象のデータを容易に検索し、迅速にリカバリすることができる。詳細な検索条件設定ができるため、やり取りされた内容をすべて長期保管/監査するeDiscovery用途にも利用できる。

バックアップ対象のオブジェクトや日時指定の画面

 なお製品全体の改善点として、アーキテクチャの改善によるスケーラビリティの強化が挙げられている。従来比で5倍の拡張性を確保して大規模な環境にも対応可能となり、10万以上のオブジェクトを同時に閲覧可能だとしている。またOffice 365データのオブジェクトストレージへの移動が最大2倍高速化され、大規模なSharePoint Onlineリストも並列処理とあわせてPowerShellやRESTful APIコールも数秒で実行できるとしている。

 なお従来製品と同様に、30日間無償/機能無制限で利用できる製品評価版のほか、最大10ユーザー、10チーム、SharePointデータ1TBまで無償で永続利用できるコミュニティエディションも提供されている。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    sponsored

    キャッシュレス決済の利用シーンを広げる 三井住友カードの「stera terminal light」とソフトバンクのIoT回線

  3. 3位

    TECH

    パンや酒、チョコづくりにも関わる微生物「酵母」の進化を追求

  4. 4位

    sponsored

    “120TB消失危機”を救ったBox。ゼネラルが挑むグローバルデータ統合の舞台裏

  5. 5位

    データセンター

    「関東・関西に次ぐDC集積地」目指す 北海道・石狩でデータセンター連合 さくら、NTT東らが参画

  6. 6位

    デジタル

    東京タワー相当の紙を“完全撤廃” 点検業務をkintone化した“現場ファースト”な改善術

  7. 7位

    ITトピック

    6割超の企業で「セキュリティは取引条件」 SCS対応も進む/パワハラと指導の違い、あなたの基準は?/AIへの危機感か 転職希望のIT人材が増加、ほか

  8. 8位

    デジタル

    IoTデバイスをサイバー攻撃から守る IoT向けゼロトラストの“3つのアプローチ”

  9. 9位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  10. 10位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

集計期間:
2026年07月26日~2026年08月01日
  • 角川アスキー総合研究所