「Intel Evo プラットフォーム」の称号を取得した高パフォーマンス機 #白いカーボン #レノボYoga

レノボの美しき第11世代Core搭載モバイルノートPC<Yoga Slim 750i Carbon>最速実機レビュー

文●山口優 / 編集●ASCII編集部

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提供(PR):レノボ・ジャパン

 クラムシェル型から2-in-1 PCまで多彩な製品が揃うレノボ・ジャパンの「Yoga」シリーズ。そのラインアップに13.3型液晶ディスプレイを搭載した<Yoga Slim 750i Carbon>が追加された。名前からもわかるように、筐体にカーボンファイバーを採用しており、薄くて軽い頑丈なボディが大きな特徴になっている。またCPUにTiger Lakeこと第11世代Intel Coreプロセッサーを採用して高い処理性能を実現し、インテルが新たに提唱しているIntel Evo プラットフォームに準拠している。

 Intel Evo プラットフォームは、Intel Iris Xeグラフィックスを搭載した第11世代Coreプロセッサーを採用した製品であることを含め、以下に示す要件を満たす製品のみ、そのロゴマークを取得することができるノートPC製品群のブランドだ。

【Intel Evo プラットフォーム対応要件】

●第11世代Intel Coreプロセッサーを搭載
●Intel Iris Xeグラフィックスを搭載
●バッテリー駆動時の即応性
●システムが1秒未満でスリープから復帰する
●フルHDディスプレイを備えたシステムでの実際のバッテリー寿命は9時間以上
●フルHDディスプレイを備えたシステムでは30分未満で最大4時間の充電が可能な高速充電

 今回は、いち早くその<Yoga Slim 750i Carbon>の実機を試すことができたので、製品の外観や使い勝手、パフォーマンスなどを紹介していこう。

白を基調にした美しくピュアなデザイン

 レノボ・ジャパンのYoga Slimシリーズは、薄型のボディと洗練されたデザインが特徴のノートPC。素材に対するこだわりもかなりのもので、これまでも金属素材だけでなく、カーボン素材やファブリック素材を採用したモデルなどが発売されてきた。

 新しい<Yoga Slim 750i Carbon>も、名前の通りカーボン素材が採用された製品。といっても従来製品と同じものではなく、これまでより47%軽量化され25%耐久性がアップした第二世代カーボンファイバーが採用されている。これにより、13.3型でありながら最軽量構成時で約988gという、1kgを切る質量を実現。加えて、アメリカ国防総省MIL規格(MIL-STD-810G)のミリタリーテストで、落下や振動、高温・低温、温度変化、高度、粉塵などの項目をクリアしている。

 そして、なんといっても特徴的なのが、白を基調としたボディカラーだ。カーボン素材と聞いてまず連想するブラックの真逆を行く鮮やかな白、「ムーンホワイト」が筺体ほぼ全面に使われており、天板のロゴがシルバー、ディスプレイ周囲のベゼル部分がブラックとなっている。

 「白だと汚れが目立つのでは?」と思う人もいるかと思うが、本製品は表面に3層サーマルコーティングの防指紋ペイントが施されており、さらっとしたマットな手触りになっている。そのため汚れにくく、万一汚れても簡単に拭き取れる。

 本体サイズは、狭額縁デザインを採用したことで比較的コンパクトに仕上がっており、幅:約296.9×奥行き:約208.9×厚み:約14.25~15mmとなっている。A4用紙とほぼ同じサイズのフットプリントなうえ、極薄なので、書類などと一緒にバッグにしまう際もスムーズだ。

本体カラーはピュアな印象のホワイト。耐久性を高めたカーボンファイバー素材を採用し、表面には防指紋ペイントが施されている

幅296.9mm、奥行き208.9mmとA4用紙とほぼ同じサイズ

臨場感あふれる画面占有率91%のディスプレイを搭載

 最近のノートPCは極細のベゼルを採用して画面の大きさと本体の小型化を両立しているものが多いが、本製品もそのひとつ。液晶の非表示領域とベゼルを合わせても5mm以下という超狭額縁デザインにより、画面占有率91%を実現している。動画などをフルスクリーンで再生すると、かなり没入感があって感動する。

 液晶パネルは解像度がWQXGA(2,560×1,600ピクセル)で、アスペクト比はフルHDディスプレイなどに比べて少し縦長の16:10となっている。縦方向に表示できる情報量が多くなるため、Webブラウザの閲覧や文書の編集などがしやすいのは嬉しい。

 画面の輝度は300nitでDolby Vision規格のHDRに対応。色域はsRGB100%となっており、ノートPCの内蔵ディスプレイとしてはかなり高品質。実際、色再現性もよく、筆者がリファレンス用に使用しているsRGB100%の外付けモニターと比較しても遜色ないほど、本来の色がきちんと表示されていた。

13.3型のWQXGA(2,560×1,600ピクセル)液晶ディスプレイを搭載している

 ディスプレイの上部には顔認証に使えるIRカメラとWebカメラが内蔵されている。ディスプレイの開閉と電源が連動する「開いてブート」モードに設定しておけば、ディスプレイを開くと同時に顔認証でサインインできるのでとても便利。ちなみにプリインストールされているシステムユーティリティ「Lenove Vantage」を使えば、Webカメラを常時オフにしておくことも可能。また、カメラの画質を調節したり、自分の背景をぼかしてくれる機能も搭載されている。ビデオ会議アプリの中には背景変更機能が搭載されていないものがあるが、そういったアプリを使う際に重宝しそうだ。

ディスプレイの上部には顔認証に使えるIRカメラとWebカメラが内蔵

「Lenove Vantage」では、ディスプレイを開くと自動的に電源が入る「開いてブート」が利用可能

「Lenove Vantage」では、「カメラ・プライバシー・モード」や「カメラの背景のぼかし」などの設定もある

 キーボードは、ボディカラーに合わせてホワイトが採用されている。本体はコンパクトながらキーピッチは実測で約19mm(公称値:18.7mm)と十分。キーストロークは浅めだが、キートップの下辺がカーブしたレノボ独特の形状で押さえやすく、タイピングはかなりしやすい印象だ。

キーボードは本体カラーと同じホワイト。キーピッチに余裕があってタイピングしやすい

Tiger Lakeを搭載して高パフォーマンスを実現

 <Yoga Slim 750i Carbon>は、CPUにTiger Lakeこと第11世代Coreプロセッサーを搭載している。Core i5-1135G7またはCore i7-1165G7を採用したモデルが用意されているが、今回試したのは後者の上位モデル。そのほか、主な仕様は次の通りになっていた。

<Yoga Slim 750i Carbon>評価機の主な仕様
CPU Core i7-1165G7(最大4.70GHz/4コア8スレッド)
グラフィックス Intel Iris Xeグラフィックス(プロセッサーに内蔵)
メモリ 8GB(LDDR4X)
SSD 512GB(PCIe)

 プロセッサーに最新のTiger Lakeが搭載されているが、どのくらいのパフォーマンスなのだろうか。そこで、いくつかのベンチマークを実行して性能を測ってみることにした。

CPUにCore i7-1165G7が採用されている

 まず、「CINEBENCH R20」では、CPUのマルチコアが1934pts、シングルコアが535ptsというスコアに。マルチコアだとRyzen 7 4700Uあたりより少し低いパフォーマンスだが、シングルコアのスコアの高さが際立っており、処理内容によってはこちらの方が快適に感じることも多いだろう。

「CINEBENCH R20」の結果

 次にパソコンの総合的な性能をチェックするため「PCMARK 10」を実行したところ、総合スコアは4752となった。

 「PCMARK 10」のスコアの詳細をみると、基本性能を示すEssentialsが9605、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが6786、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationは4871と、いずれも快適さの目安となる3000を大きく超えている。さらに細かく見ると、Photo Editingのスコアが7723、Video Editingが5088となっており、写真編集や映像編集なども快適にこなせる性能であることがわかる。

「PCMark 10」の結果

 ストレージの性能を「CrystalDiskMark」でチェックしてみたところ、PCIe接続のSSDを採用しているだけあってシーケンシャルリードが3500MB/s超と非常に高速だった。実際、前述の「開いてブート」利用時も、ディスプレイを開いたあとほとんど待たずに使用可能になる。離席して作業を一時中断し、再び作業に戻る際にも、これなら待たされることなくスムーズに再開できるだろう。

「CrystalDiskMark」の結果

 続いてグラフィックス関連のベンチマークも試してみた。

GPUは統合型のIntel Iris Xeグラフィックスが搭載されている

「3DMark」スコア
Time Spy 1727
Fire Strike 4743
Night Raid 15990
Sky Diver 13396

3DMarkは統合型グラフィックス向けのDirectXベンチマーク「Night Raid」で15990という結果だった

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
低品質 1920×1080 16196 すごく快適
標準品質 1920×1080 14633 すごく快適
最高品質 1920×1080 12860 すごく快適

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」の結果

「FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
標準品質 1920×1080 6773 とても快適
高品質 1920×1080 5395 とても快適
最高品質 1920×1080 3996 快適

「FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の結果

 エントリークラスのグラフィックスカード並みのパフォーマンスが出ており、「FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ」のようなソコソコ重いゲームも快適にプレイできることがわかる。軽めのオンラインゲームであればまったく問題なく楽しめそうだ。

バッテリーも長時間駆動が可能

 バッテリーは50Whと比較的大容量なものが搭載されており、駆動時間は公称値で最大約16時間となっている。そこでバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って計測したところ、7時間32分という結果になった。なお、計測の際は「Lenove Vantage」で電源設定を「インテリジェント・クーリング」に、電源モードは「より良いバッテリー」、画面の明るさは「40%」にし、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」にチェックを入れて満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計測している。

 「Lenove Vantage」では、より省電力なモード「バッテリー省電力」も用意されており、そちらを選べば公称値にもっと近づくと思われる。いずれにしろこれくらい持てば、普段使いには十分だろう。

「Lenove Vantage」の電源スマート設定画面。利用シーンに合わせて3モードから選ぶことができる

 このほかインターフェイスは、USB Type-C×3、ヘッドフォン/ヘッドフォンマイク端子が搭載されている。USB Type-Cのうち、ふたつが「Thunderbolt 4.0」に対応し、ひとつがUSB 3.2 Gen2に対応している。薄型ノートPCということもあり、使えるポート形状はUSB Type-Cのみだが、最近はUSB Type-C対応の周辺機器や安価なアダプタも増えてきているので実用上はそれほど困らないだろう。

本体左側面にはUSB Type-C×2が搭載されている

本体右側面には、USB Type-Cとヘッドフォン/ヘッドフォンマイク端子が搭載されている

付属のACアダプターもコンパクト

モバイルにもテレワークにも使いやすいノートPC

 美しいデザインの筐体にTiger Lakeや13.3インチの高品位液晶ディスプレイなどを搭載した<Yoga Slim 750i Carbon>。パッと見、華奢な印象も受ける外見からは想像できないほど頑丈&高性能で、出先に持ち運んで作業する場合も、自宅やオフィスでガッツリ仕事するときも、快適に利用することができる。

 テレワークなどでもサクサク使える高性能なノートパソコンを探している人や、洗練されたデザインのノートPCを探している人には、ぜひ注目してほしい製品だ。

普段使いでもテレワークでも快適な<Yoga Slim 750i Carbon>

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