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Apple Watch 6に新デザインのiPad Air! 秋のアップル発表会第1弾 第26回

今年の冬こそiPad入門!

最新iPad Airと第8世代iPadはどちらを選ぶべき?

2020年11月27日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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USB-C端子を搭載するiPad Airは外部ストレージメディアが使いやすい

対応するアクセサリーの違い、Wi-Fiのスピード差にも要注目

 iPad AirはUSB-C端子を搭載しているので、外付けSSDなど外部ストレージメディアを直接つないでデータの読み書きがしやすい。

 第8世代のiPadはiPhoneと同じLightning端子を搭載しているので、楽曲やポッドキャストの製作などクリエイティブな録音を目的とした高性能外部マイクや、Lightning端子に直結できるデジタルイヤホンなどアクセサリーが豊富に見つかる。

Lightning端子を採用する第8世代iPadにシュアのUSBマイク「MOTIV MV5」を直結。音楽製作など高品位なレコーディングがiPadで楽しめる

 ただし、外部ストレージメディアはアップル純正のLightning-USBカメラアダプターを間に介しても、アクセサリーを接続することによって消費される電力が大きすぎて読み込めないことが多いため、実用性ではUSB-C端子を持つiPad Airに軍配が上がる。

 さらにiPad Airの方がより内蔵ストレージの容量が大きなモデルが選べる。もしもiPadに大量の写真や動画を読み込んで編集、加工などの作業をすることを考えている、フォトグラファーなどクリエイターの方は迷わずiPad Airを選ぶべきだと思う。

 Wi-FiはiPad AirがWi-Fi 6(11ax)、iPadはWi-Fi 5(11ac)に対応する。もしも家庭やオフィスにギガ越えインターネット回線を引いて、W-Fi 6対応の無線LANルーターを設置している場合、室内でiPadを利用する時に無線接続がダウンロード、アップロードともに高速化できる。またiPhoneにMac、スマート家電など家庭内のネットワーク対応機器を同時に多数接続した場合に、Wi-Fi 6対応のiPad Airはより安定した無線通信ができる可能性が高い。テレカンファレンスや動画鑑賞、ゲームを楽しむ際にこの差がものを言う。

iPad AirはTouch IDを本体側面トップボタンに内蔵することによってオールスクリーンデザインを実現する新しいテクノロジーを採用している

本体フロントベゼルにTouch ID内蔵のホームボタンを搭載する第8世代iPadと、Touch IDの精度やスピード感に関しては大きな差を感じない

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