PS5抽選20戦20敗中だがRadeon RX 6800購入権に一発当選
Radeon RX 6800を発売日に購入するも40分後に起きた悲劇
2020年11月26日 13時00分更新
原因はLEDコネクターとの干渉
原因は初期不良でもなくドライバー関連でもなく、物理干渉だった。気がつくまでに10時間ほど要してしまったが、切り分けやテストをしつつAMDはこうじゃないとな!と楽しめたので満足している。
物理干渉について記しておこう。使用中のマザーボードASUS「ROG Crosshair VIII Impact」のアドレサブルRGB LED端子(3ピン)がPCIeレーンの真下にあり、そこに差したコネクターがやや巨大だったため、Radeon RX 6800が微妙に浮いていた。またRadeon RX 6800の端子周辺はマザーボードにピンヘッダがあることなど微塵も考えていない作りだ。
これによりブラックアウトが発生していた。イベントビューワーにエラーレポートもなく、特定までに時間がかかってしまった。お行儀よくケースを寝かせて組み込まず、立てたままであれば感触で分かったかもしれないのだが。
また筆者のROG Crosshair VIII Impactのスロットロックは、CPUクーラーが巨大で押すのが大変、割り箸を使用すると事故の元ということで破壊済みだ。そのため、スロットがロックできないのが原因で微妙に浮いてしまったのかと考え、通常状態のマザーボードでも試したところ、強引にセットできるが微妙に浮く(あとスロットロックがやたら固くなる)、もしくはその前に明らかに固すぎて気がつくといった具合だった。
PCIeレーン周辺に背の高いものがあると遭遇しやすくはあるので、リファレンスモデルを検討しているのであれば、あらかじめ回避策を検討しておくといいだろう。
ビデオカードの組み込み先はNZXTの「H210」。比較的大型なMini-ITXケースになる。とはいえ、容量ベースでいくと小型なMicro ATXケースに近く、Radeon RX 6800リファレンスモデルのサイズ266.7×119.75×39.75mmは、このPCケースにはちょうどいい大きさにも思える。
簡易水冷用のラジエーターをフロントにセットした場合の物理干渉もまず起きないサイズ帯だ。ただビデオカードの重量は1.4kg近くあり、VGAサポートステイを取り付けないと不安にはなる。