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Eco-Drive Riiiverの使い方 第14回

スマートウォッチを押すとiPhoneが喋る シチズン「Eco-Drive Riiiver」の新機能を試す

2020年11月20日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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Eco-Drive Riiiver「BZ7005-74E」4万9500円

 光で発電するシチズン時計のIoTスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」では、ボタンを押すことで、予め割り当てた機能を実行できるのが特徴だ。ただし、スマートウォッチ自体にはディスプレーが備わっておらず、情報を検索するといった操作をする場合には、スマホ側のディスプレーに表示される通知を確認しなくてはならない。しかし、iOSデバイスに関しては、「Riiiver」アプリに10月に追加された機能を活用することで、スマホが音声を読み上げられるようになった。本稿では、同機能を活用するレシピの例を紹介したい。

Eco-Drive Riiiverで「iiidea」を使う流れをおさらい

 Eco-Drive Riiiverの初期設定方法や、「iiidea(アイイデア)」の使い方については過去の連載記事で解説済みだ。そのため、詳細な操作手順は割愛したい。ただし、全体像を理解するために、Eco-Drive Riiiverでiiideaを使う大まかな流れはおさらいしておこう。すでに同機を使い慣れているような人は、読み飛ばしてもらって構わない。

「Eco-Drive Riiiver」(ウォッチ本体)と、「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリ、および「Riiiver」アプリを利用する大まかな流れ

 Eco-Drive Riiiverでオリジナルの機能を作成して利用するためには、2つのアプリが必要となる。1つ目の「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」は、スマートフォンとEco-Drive Riiiverをペアリングし、データの連携をする際に必要となる。2つ目の「Riiiver」アプリは、Eco-Drive Riiiverのボタンを押した時に動作する「iiidea」という機能のセットをカスタマイズできる。

 初期設定が終わった状態で、まずは「Riiiver」アプリからオリジナルの機能のセット(=iiidea)を作成する。これを「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリからウォッチに配置して、詳細なパラメータを整える。最後に、ウォッチのボタン操作で、アプリの設定をウォッチ同期する。これで、ウォッチのボタン操作でカスタマイズした機能が実行されるようになる。

 本稿では、「Riiiver」アプリで作成するiiideaのレシピと、「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリで整えるパラメータの調整手順を紹介しよう。

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