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Web限定モデルは銘機の風格 シチズン製スマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」デザインに見る機能美

2021年04月01日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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シチズンのマイクロ・コミュニティサービス「Riiiver」に対応するスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」。左はWeb限定販売といういわばレアモデル「BZ7007-61E」、右は広告などでお馴染みのカラーリング「BZ7007-61E」

 シチズン時計が独自のIoTプラットフォームとして立ち上げたマイクロ・コミュニティサービス「Riiiver(リィイバー)」が、発表から3年目を迎えた。Riiiverに次々と加わる新しいIoTサービスと、その体験価値を具現化するアクションである「iiidea(アィイデア)」の進化からはいつも目が離せない。そのRiiiverの独特なおもしろさを語るために欠くことのできないハードウェアがある。シチズンのスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver(エコ・ドライブ リィイバー)」だ。

Eco-Drive Riiiverは“シチズンらしさ”が詰まったスマートウォッチ

 Eco-Drive RiiiverはiPhoneやAndroidスマホと連携しながら、ケースに配置するふたつのボタンによる操作だけで様々なIoTサービスを起動・実行できるスマートデバイスでもある。ルックスはまさにアナログ時計のようではあるが、その文字盤は時刻を指し示すだけでなく、時針と分針、サブダイヤルの小針が連動しながらIoTサービスの実行結果を知らせるディスプレーとしても機能する。

光発電技術「エコ・ドライブ」により、ケーブルによる充電やバッテリー交換の負担をユーザーにかけないスマートウォッチだ

 本機にはシチズンが誇る光発電技術「エコ・ドライブ」が搭載されている。エコ・ドライブは太陽光や室内のわずかな光を受けて、本体に内蔵するソーラーセルが発電しながら時計を動かし、余った電気を二次電池に蓄えるシチズン独自の技術だ。多くのスマートウォッチが定期的に必要とする「ケーブル充電の手間」が省かれることはユーザーにとって大きなメリットだ。

アプリからどの程度の発電ができたか1日単位で確認できる

 Eco-Drive Riiiverシリーズの場合、一度フル充電にした後であれば暗い場所でも約1.1年連続で稼働する(パワーセーブ作動時)というから、バッテリー切れの不安を感じることなく使える。

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