やさしい日本語化支援機能を提供するプラグインをアップデート、PowerCMSのエディタ上で利用可能に
アルファサード株式会社
日本国内での導入実績3000社を超えるエンタープライズCMSでやさしい日本語の作成・ふりがな追加や分かち書きなど、やさしい日本語を支援。
アルファサード株式会社は、PowerCMSに同梱されているやさしい日本語化支援プラグインをアップデートし、機械学習によるやさしい日本語化支援サービスの「伝えるウェブ」を、PowerCMS管理画面のエディタ上で利用できる機能を追加しました。PowerCMSライセンスをご購入いただいたお客様は無償でご利用いただくことが可能です(※)。
やさしい日本語エディタを利用することで、日本にいる外国人・日本語を勉強し始めた外国人でも理解しやすい日本語が簡単に発信できます。これにより、普段のコミュニケーション、さらには緊急時のコミュニケーションが取りやすくなり、情報をあらゆる人に、スピーディーに届けられるようになります。
やさしい日本語とは?
普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。1995年1月の阪神・淡路大震災では、日本人だけでなく日本にいた多くの外国人も被害を受けました。その中には、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない人もいました。そこで、そうした人達が災害発生時に適切な行動をとれるように考え出されたのが「やさしい日本語」の始まりです。
近年は小中学生への情報理解度を高めたり知的障害者への情報伝達にも寄与することが研究機関などの研究でわかっています。
プラグインの機能1 : やさしい日本語への自動言い換え
操作は文章を選択して「やさしい日本語にする」ボタンをクリックするだけ。伝えるウェブのAIによる自動翻訳で「やさしい日本語」へわずかな時間で変換ができます。
プラグインの機能2 : 分かち書き
伝えるウェブのAIが、英語のように文の中にスペースを入れて単語を分割し、視覚的・論理的に分かりやすい文章にします。
プラグインの機能3 : ルビ振り(ふりがな)
選択した文の中にある漢字へまとめてふりがなをつけることができます。HTMLの仕様にあるruby要素を使い漢字の上にふりがなが表示されるので、元の文章の読みやすさを損なうことがありません。
プラグインの機能4 : ふりがなの編集
やさしい日本語への変換機能やふりがなつけ機能でつけたふりがなが誤っている場合、容易に編集することが可能です。難しい漢字のみにふりがなをつけたい場合にも利用できます。 伝えるウェブのAIが自動でふりがなの候補を提供するので、入力の手間が省けます。
※「伝えるウェブ」を別途ご契約いただくと、辞書メンテナンス等の機能をご利用いただくことが可能です。詳細については「伝えるウェブ」のウェブサイトをご覧いただくか、お問い合わせください。
伝えるウェブ | やさしい日本語で情報発信
https://tsutaeru.cloud/
利用方法
PowerCMS製品サイトのリリース記事( https://www.powercms.jp/news/simple-japanese-pr.html )からEJHelperプラグインをダウンロードし、ご利用環境にインストールします。
管理画面にサインインし、システムレベルのプラグイン一覧画面で、EJHelperプラグインが有効になっていることを確認します。
記事もしくはウェブページ編集画面にアクセスし、本文欄上部の「フォーマット」で「リッチテキスト」を選択することで、「やさしい日本語にする」ボタンが表示されます。