フォトロンが株式会社フォトニックラティスの株式取得 IMAGICA GROUPの孫会社に
IMAGICA GROUP
センシング領域への更なる事業拡大、および最先端の光学素子技術を基とした新市場開拓を目指す
株式会社IMAGICA GROUP(代表取締役社長:布施 信夫)の連結子会社である株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 瀧水隆 以下、フォトロン)はこの度、株式会社フォトニックラティス(以下、PhL社)の全株式を取得し、子会社化(IMAGICA GROUPの孫会社化)することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
PhL社について
PhLは、東北大学発の研究開発型企業であり、フォトニック結晶の微細な積層パターンを自在に設計および成膜する独自の技術を保有しており、東北大学時代から20年以上にわたりフォトニック結晶光学素子の製造技術確立や、フォトニック結晶を用いた偏光計測機器の製品化を行ってまいりました。
フォトニック結晶技術は光回路、非可視領域への利用拡大、そして計測素子などへの応用が注目されてきており、PhLは長年積み上げた研究開発成果によって偏波多重光通信向け素子、半導体微小欠陥検査向け深紫外偏光素子、偏光カメラ向けマイクロ偏光素子アレイなどの実用化に成功しており、情報通信分野や半導体分野、そして光学計測装置分野における大幅な機能向上に対する貢献が具体化されてきました。
株式取得の理由
フォトロンとPhLは10年以上の共同開発関係にあり、偏光高速カメラ「CRYSTA」、複屈折マッピング計測装置「KAMAKIRI」を製品化してまいりましたが、今後のセンシング領域への更なる事業拡大、および最先端の光学素子技術を基とした新市場開拓の為にPhLの子会社化を決定致しました。
今回の株式取得により、フォトロンとPhLの開発・営業・製造・管理をこれまで以上に一体感のある事業関係を築くことで、開発リードタイムの短縮や製造品質の向上のみならず、今後市場拡大が期待される光通信や半導体製造分野への新たな製品開発およびグローバル市場展開を目指してまいります。なお、今回の株式取得による2021年3月期連結業績に与える影響は軽微であります。
株式を取得する会社(フォトロン)の概要
https://www.photron.co.jp/
異動する子会社の概要
https://www.photonic-lattice.com/
【 株式会社IMAGICA GROUPについて 】
1935年の創業以来、新たな“映像”の価値創出に挑戦し続け、これからも「世界の人々に”驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。
〒100-0011 東京都千代田区内幸町一丁目3番2号 内幸町東急ビル11階
代表者:代表取締役会長 長瀬文男
代表取締役社長 社長執行役員 布施信夫
創立:1935年2月18日
資本金:33億6百万円
事業内容:映像コンテンツ事業、映像制作サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括
URL: https://www.imagicagroup.co.jp/