iPad Proと同じタイピング感が心地よいMagic Keyboardにも対応
オールスクリーンデザインの10.9インチ Liquid Retinaディスプレーは解像度が申し分ないほど高く、発色も自然で安定している。iPad Proに比べると画面の最大輝度が100nitsほど低い500nitsだが、明るい室内でもApple TV+やNetflix、YouTubeの動画コンテンツが心地よく視聴できる。無線通信は802.11ax/Wi-Fi 6、セルラー通信はギガビット級LTEをサポートする。
iPad Airには、アップルが独自に開発した最新世代のモバイル向けSoCである「A14 Bionic」が搭載されている。6コアのCPUと4コアのGPUを統合するチップだが、ARアプリやグラフィックスの凝ったレーシングゲームアプリの描画をサクサクと快適にこなす。その処理性能は上位のiPad Proに肉薄していると感じた。
iPad Airで動画視聴を頻繁に楽しむことを視野に入れているのであれば、4月に発売されたスタンド一体型のiPad用Magic Keyboardも手に入れたい。オールスクリーンデザインになったiPad Airを装着した状態で、まるでディスプレーが中に浮いているようなフローティングスタイルに固定して没入感あふれる視聴体験が楽しめるからだ。
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