D4エンタープライズは10月20日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、ファミコンの名作RPG『ヘラクレスの栄光(コンシューマー版)』をリリースした。価格は330円(キャンペーン終了後は550円で提供)。
以下、リリースを引用
古のギリシアを舞台に
勇者ヘラクレスの冒険を描いたRPG
―――古のギリシア。太陽は輝き、色とりどりの花が咲き乱れる暖かな地に、人々は歌い、語らい、幸福な暮らしを送っていた。神々は天界に住まい、地上の人々に平和な日々を与えるために、大神ゼウスのもとに集まり、世界を治めていた。
しかし、安息の日々もやがて破られることになる。地上には美しいものを、人々には澄んだ心を与えていた美の女神ヴィーナスが、何者かにさらわれてしまったのだ。
平和な日々はついえ、世界に闇がおとずれる。地上にあふれていた光は消え去り、すべての美しいものは、そのかげをひそめた。人々は不安にさいなまれ、彼らの心はすさみはじめていった。
一方、神々は世界中を駆けめぐり、女神ヴィーナスをさがしつづけた。
やがて、ヴィーナスは「地獄の魔王ハデス」にさらわれ、「黄泉の国」で囚われの身となっていることがわかる。大神ゼウスは一人の男を呼び寄せ、彼に告げた。
「ヴィーナスは黄泉の国へ連れ去られた。魔法ハデスを倒し、女神を救い出すのだ」。
その命令により、男は天上のオリュンポス神殿より、ギリシアの地に降り立った。
男の名はヘラクレス。ヘラクレスは知恵と勇気にあふれ、その名は広く世界に知れ渡った強者だ。しかし、彼の行く手に待ち受けるものは、魔物、怪物、妖怪たち。立ちはだかる困難を乗り越え、勇者ヘラクレスの旅が始まる……。
本作は1987年にリリースされたロールプレイングゲーム。プレイヤーは英雄ヘラクレスとなって、ハデスにさらわれたヴィーナスを救い出す冒険に出発します。
ゲームはトップビューのフィールドやダンジョンを探索します。冒険の舞台はギリシアとなっており、アテネ、ペルラ、セレネなどの6つの町があります。さらにはゲームが進むことで天界や地獄などの冒険も……。
戦闘はランダムエンカウントのコマンド選択方式を採用しており、直感体なプレイが可能。主人公のヘラクレスは、武器、盾、鎧と、アイテムを駆使して戦うことになります。
なお本作では武器や防具に耐久度があり、次第に耐久度が下がる仕組みになっています。耐久度がゼロになると壊れてしまうので、コンスタントに鍛冶屋に通ってメンテナンスしてもらいましょう。ほかにも戦闘では、通常のモンスターのほか、部下を従える12種類のボスモンスターなどが出現することもあり、手に汗握る緊張のバトルが楽しめます。
ギリシャを舞台とした王道的なRPGとして知られる本作。主人公が戦士ということで魔法などはありませんが、ある意味、戦士としての“ど直球な冒険”が楽しめる作品に仕上がっています。一部、意地悪な仕掛けなどもありますが、そうした程よい手ごたえなども含めて、楽しめる秀作といっても過言ではありません。
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【ゲーム情報】
タイトル:ヘラクレスの栄光(コンシューマー版)
ジャンル: ロールプレイングゲーム
メーカー:パオン・ディーピー
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2020年10月20日)
価格:330円
※キャンペーン終了後は550円での配信となります。
©PAON DP Inc.
©2020 D4Enterprise Co.,Ltd.
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