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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第231回

弱点少なめの万能モデル 「Xperia 5 II」は「iPhone 12 mini」の好敵手になる!?

2020年10月20日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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片手で操作しやすいので
もはや「サイドセンス」は要らないかも?

 OSはAndroid 10で、CPUはSnapdragon 865。メモリーが8GB、内蔵ストレージが128GBという、現行モデルではトップクラスの仕様。サクサクと操作できたことはもちろん、ベンチマークテストでも高スコアをマークしました。

ベンチマークは「GeekBench 5」で測定したが、Snapdragon 865搭載モデルとして順当なスコアだった

 リフレッシュレートが最大120Hzになったこともあり、ゲームとの相性も向上しました。カーレースやテニスゲームを試してみましたが、長時間プレイしても手が疲れにくいのはいいなぁと。ただし、背面がやや熱くなるので、やはりスマホケースに入れて使ったほうがいいでしょう。

インストールしたゲームは「Game enhancer」から起動できる

「Game enhancer」の設定メニュー

 動画視聴時などに音楽に合わせて振動する「ダイナミックバイブレーション」は、思った以上にズンズンと響くので、ミュージックビデオを見る際にオンにしていました。低音の迫力が増す気がするんですよね。

「ダイナミックバイブレーション」が有効な場合は、音量ボタンを押すと表示され、スライダーをなぞって強弱を設定できる

 画面の端をタップして起動する「サイドセンス」は、従来モデルよりも使いにくくなった印象。前モデルでは、側面をタップする感覚で起動できたのですが、Xperia 5 IIでは、しっかりと画面に触れないと起動してくれませんでした。ただし、片手でもスムーズに操作できる端末なので、「サイドセンス」は使わなくてもいいように思いました。

「サイドセンス」はオフにすることも可能

「サイドセンス」を使う場合は、自分が使いやすいようにカスタマイズすることも

【まとめ】専門性に特化したXperia 5 II
Pixel 5やiPhone 12と真っ向勝負!

 Xperia 5 IIは、片手で操作できるハイエンド5Gスマホ。同時に、デジタルカメラであり、ゲーム機であり、という専門性も強化したモデルです。内蔵スピーカーの音も向上し、より前方に響くようになったので、AVプレーヤーとしても重宝しそうです。10月15日に発売された「Google Pixel 5」や、11月13日発売予定の「iPhone 12 mini」のライバル的な存在になりそうですよ。

au「Xperia 5 II」の主なスペック
メーカー ソニーモバイル
ディスプレー 6.1型有機EL(21:9)
画面解像度 1080×2520
サイズ 約68×158×8.0mm(最厚部9.1mm)
重量 約163g
CPU Snapdragon 865
2.8GHz+2.4GHz+1.8GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 8GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大1TB)
OS Android 10
5G対応周波数 サブ6
無線LAN Wi-Fi 6
カメラ アウト:約1220万画素(標準、F1.7)
+約1220万画素(超広角、F2.2)
+約1220万画素(望遠、F2.4)
/イン:約800万画素
バッテリー容量 4000mAh
FeliCa/NFC ○/○
ワンセグ/フルセグ ×/×
防水/防塵 ○/○(IPX5,8/IP6X)
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
Qi ×
カラバリ ブラック、グレー、ブルー、ピンク
 

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