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センスウェイ、在庫量を自動で管理するIoT重量センサーを共同開発

ユカイ工学、CO-NECTと業務連携、

IoT重量センサーと受発注システムとの連携

 センスウェイは10月14日、ロボット・IoTプロダクトを企画開発するユカイ工学、BtoB受発注システムを提供しているCO-NECTと業務連携し、LPWAのLoRaWANに対応したIoT重量センサーを開発したと発表。在庫量の管理をセンサーで常に把握し、自動で発注できる自動発注サービスと連携することで企業の在庫管理・発注業務の効率化が可能になるという。

 今回、ユカイ工学の開発した重量センサー・静電センサー、アプリケーションは、センスウェイの提供する長距離通信・低消費電力なLoRaWAN通信に対応している。備品や資材などの日々の使用量を常時把握できるため、適正な在庫量や発注時期を管理できる。また、センサーは長距離通信により、複数の店舗や倉庫の在庫データを収集し一元管理が可能。

 加えて、FAXや電話といった従来のアナログな受発注業務を、デジタルに置き換えられる受発注システム「CO-NECT」を提供するCO-NECTとも連携し、「在庫量をチェックして仕入れ先に発注する」業務を自動化し、企業の業務効率化を実現するという。

 本センサーの活用例として、飲食店、介護施設、卸売業などにおける利用を挙げている。飲食店においては、食材の在庫量を重量センサー、静電センサーで管理し、規定量を下回った食材を通知、受発注システムと連携し自動発注することで、閉店後の在庫チェックや発注業務を削減。介護施設では、介護用品の在庫量を重量センサーで管理することで規定量を下回った備品のみ自動発注し、人手不足な介護施設において職員の業務負担を削減する。卸売業では、製品の在庫情報をセンサーで検知し、管理することで、発注ミスを削減し適正な在庫量を実現するという。

 今後は、まずは複数業種への実証実験を進め、年内のサービス提供開始を目指すとしている。また、在庫管理の効率化に関心のあるユーザー向けに、11月17日にセミナーを開催し、サービスや機器の詳細、各社サービスの特徴などを紹介する。セミナー詳細・申し込みはこちらから。

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