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Apple Watch 6に新デザインのiPad Air! 秋のアップル発表会第1弾 第21回

新MacBook Airにも迫る処理能力「iPad第8世代」レビュー

2020年10月13日 12時00分更新

文● 柴田文彦 編集●飯島恵里子/ASCII

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iPadOS 14はスクリブルによる文字入力をサポート

iPadOS 14がサポートするスクリブル機能

 iPadは第6世代以降でApple Pencil(第1世代)に対応している。今のところ第2世代のApple Pencilに対応するのは、iPad Proと最新のiPad Airだけだが、それはPencil専用のワイヤレス充電機構を内蔵したiPad本体の側面の形状にも関係している。その点、側面にアールの付いたiPadが第2世代に対応していないのはやむを得ない。

 とはいえ、iPadOSの機能向上によって、第1世代のApple Pencilの機能も自動的にかさ上げされている。その代表的なものが手書き文字の認識入力機能「スクリブル」だ。

デフォルトでは英語入力のみが可能なスクリブル

 ただし、非常に残念ながら、今のところスクリブルは日本語入力に対応していない。デフォルトでは英語のみが入力可能となっている。

キーボード設定で「繁体中国語 - 手書き」を追加すれば、スクリブルによる漢字入力が可能となる

 これはiPadOS 14のベータ版のレビューにも書いたことだが、ややトリッキーな使い方ながら、キーボードとして繁体中国語の手書き入力を追加することで、漢字入力だけは可能となる。「設定」の「一般」から「キーボード」を選び、そこからさらに「キーボード」を選んで「新しいキーボードを追加...」を選ぶ。そこでまず「繁体中国語」を選んでから「手書き」を選んで追加すればOKだ。

日本語の漢字もスクリブルによって入力可能

 この方法では、かな入力ができないので日本語の文章は入力できず、あまり実用的とは言えないが、人名や地名の入力だけなら問題なく使えるだろう。

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