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AIチャットボット「Bebot」、ウィーン国際空港にてサービス開始

 ビースポークは9月15日、訪日外国人向けAIチャットコンシェルジュ「Bebot」をウィーン国際空港の「AirportCity Vienna」にてサービス提供開始した。

 Bebotはスマホを通じて、空港や周辺エリアを利用する旅行者の質問やリクエストにリアルタイムに対応するチャットボットサービス。利用にあたっては、AirportCity Viennaのウェブサイトへのアクセスのほか、空港Wi-Fi接続時に自動でチャットページへリダイレクトされる。

 とくに昨今では新型コロナウイルスの世界的な流行に伴い感染拡大防止・感染予防への取組みが喫緊の課題となっており、渡航規制など度重なるルール変更への対応、混雑状況の可視化やソーシャルディスタンスの確保、不特定多数の空港利用者への多言語でリアルタイムに情報を周知など、空港業務は大きな課題を抱えている。

混雑緩和のイメージ

 チャットボットによる対応による人的負荷の軽減のほか、スポット別の混雑状況を可視化すること混雑を緩和、Bebotの会話機能を活用してコロナ禍による影響で利用者が減少したスポットなどの安全性と魅力をアピールして混雑地点からの移動を促進することが期待できるとしている。

「深掘りアンケート」機能:各スポットや交通機関の時間帯別混雑状況などのデータを抽出し可視化するため利用者の潜在的思考やインサイトをより深く引き出すことができる

 対応言語は英語・ドイツ語。ビースポークでは、サービス提供にて得られたデータをもとにしてさらにブラッシュアップし、より多くの場所に提供することを目指しているという。

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