■2019年の大失敗を振り返る
それはAmazonで「シートカバー 送風」で検索すると出てくるもの。電動ファンでカバー表皮から空気を吸い込む、後付けのベンチレーターのようなもので、確かに冷却効果は高いものでしたが、車内狭小のロードスターでは使い物になりませんでした。
何せ座面が高くなってしまうんですね。おかげで膝はインパネにあたり、頭も天井につかえ、まともにドライビングポジションが取れない上に、身体をホールドしてくれません。ステアリングを切ると体が左右に持っていかれますから、さあ大変。
これは使えんというので、表皮を破って中を見てみますと、おろし金のようなプラスチック板が入っていて、この凸部の谷間に空気が流れる仕組み。問題はこのおろし金に柔軟性がないせいで、シートに載せると座面両脇のサイドサポートに硬い板を渡したような状態となり、シートカバーの厚み以上に座面が高くなるのであります。
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