夜の街で働くナイトワーカーへの無償提供を実施 セルフチェックツールより得られたデータを公開
合同会社MASAI Medical
新型コロナウイルス感染症に特化した医師への有料オンライン健康相談サービス 「Chekmed(チェクメド)」
健康相談サービスやオンライン診察アプリ等の開発・運用を行う合同会社MASAI Medical(代表社員:山田恵理、本社所在地:大阪府大阪市)は、新型コロナウイルス感染症に特化した医師への有料オンライン健康相談サービス「Chekmed(チェクメド)」 を、都内に勤務するナイトワーカー62名へ無償提供しました。その際に得られた感染状況に関するデータを公開します。
本年6月、新宿区が行った新型コロナウイルスのPCR検査で、「夜の街」で働く人を含む「飲食業」の陽性率が31%に上ったことが報じられました。こうした報道を受け、ナイトワーカーや、店舗スタッフの方からは、自身が感染源となり誰かに感染させる可能性があるのではないかという不安の声が多く寄せられました。そうした声を受け、自身の感染状況を正しく把握してもらい、少しでも彼ら・彼女たちの不安を軽減したいとの思いから、 「Chekmed(チェクメド)」の無償提供を行いました。
また、新型コロナウイルスに関する報道の中で、夜の街でのクラスター発生を受け、一部、ナイトワーカーに対する偏見や過度に反応する動きが見られています。感染状況を公開し、実態を正しく理解してもらうために、受診者の同意の下、セルフチェックの結果を公開することとしました。結果は以下の通りです。
「Chekmed(チェクメド)」のセルフチェックツールは、一般に抗体検査キットとして扱われており、誰でも15分ほどで簡易的に新型コロナウイルスの抗体(IgGとIgMの有無)を調べることが出来ます。IgM抗体とは、ウイルスが侵入して初期に出現する抗体で、検出された場合、過去1週間以内に感染した可能性が伺えます。一方、IgG抗体とは、IgM抗体の出現後にできる抗体で、検出された場合、過去1か月以内に感染した可能性が伺えます。
この度の検査では、IgG、IgMそれぞれ1件ずつ、計2件の陽性反応が検出されました。陽性検出割合は3.22%であり、この数値は、8月21日時点での、東京都の陽性率である5.3%と大きく変わらない数値となっています。ナイトワーカーの方々において、突出して高い陽性率が見られているわけではないことから、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けては、夜の街での感染拡大防止の取り組みを強化するだけでなく、各生活者が新しい生活様式に沿って、感染拡大防止を図る必要があるのではないかと考えます。
今後もナイトワーカーの方をはじめ、必要する方々への無償提供を継続し、感染状況に関するデータを蓄積していく予定です。
※陽性反応が検出された2名に対しては、医師との健康相談を実施の上、その後の対応を指導しています。
<サービス概要>
・販売場所:「Chekmed(チェクメド)」 公式HP
(https://chekmed.net/)
・発売日 :4月15日(水)
・販売価格:9,800円/3か月(90日間)
※法人向けのプランもあり。発注アカウント数に応じたディスカウントが発生。詳細はサービスサイトを参照。
<サービス利用概要>
1.「Chekmed(チェクメド)」 公式HPにアクセスし、会員登録
2.同サイトにて、現在の健康状態や発症者との接触の有無などに関する簡単なアンケートに回答
3.医師へのオンライン相談
4.セルフチェックキットの発送(医師が必要と認めた場合)
5.購入者によるセルフチェック6.結果を基に、医師へのオンライン健康相談
<会社概要>
・事業者 :合同会社MASAI Medical
・代表社員:山田恵理
・設立 :2019年6月4日
・所在地 :大阪府大阪市北区天神橋3丁目6番5号