15.6型と比べてより表示領域が広くて作業効率アップ! パワーも十分で写真・動画編集にも
17.3型大画面で快適作業! クリエイティブもこなせる万能さも魅力のマウスノートPC「mouse K7」が高コスパ
据え置きでの利用が主だが屋内での持ち運びや収納が可能
まずは、mouse K7の外観からチェックしてみよう。17.3型と聞くと、かなり大きなノートパソコンを想像してしまうかもしれないが、mouse K7の本体サイズはおよそ幅395.9×奥行き266.6×高さ25.9mm。15.6型ノートに比べれば一回り大きいが、狭額縁デザインの作用によりそれほど大きさは感じず、かなり薄い印象を受ける、重量は約2.34Kgで基本は据え置いて使うことが想定されるが、屋内での持ち運びであれば問題ない。
本体のデザインは同社のG-Tune系に近く、底面に向かって絞り込んだ、エッジの効いたシャープな印象を受ける。左右側面や背面側には空調のためのスリットが多く設置されているが、本体そのものが結構薄くなっており奥まった位置にあるため、あまり目立たずシンプルにまとまっている。
一般的な配列かつ打鍵感も良好で使いやすいキーボード
キーボードは実に一般的な配列だ。テンキーも備わっており、事務作業を行う場合にも便利。キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mmと、ノートパソコンとしては標準的な大きさだ。フルキーとテンキーの間には隙間が設けられており、デリート、バックスペース、エンターキーあたりを押す際に打ち間違いにくくなっているのは、実際に文字入力を行って大きく感じた。
また上下左右の4つのキーが他のキーの半分ほどしかないものの、左右キーの上にスペースが設けられており、手触りだけで位置の確認しやすかったのも、気に入った点だ。上下左右キーがほかのキーと同じサイズになっているはよく見かけるが、隣にあるテンキーの1や0、上にあるシフトとうち間違え易い。その点、mouse K7のキー配列は、間違いの起きにくいキー配列になっていると思う。
肝心な文字入力の感触もかなり良好だ。押した感じは軽いが、遊びがなく入力されるポイントがしっかりと実感できるキーとなっている。約19mmのキーピッチが確保されており、キーとキーの間も十分にスペースがあるため入力のミスも少ない。右側のシフトキーも十分なサイズがあるなど、部分的に狭くっているようなことがなく、総合的に使いやすいと思えるキーボードだ。
大画面で作業領域が広く使えて快適
mouse K7のディスプレーの解像度は一般的なフルHD(1920×1080ドット)だが、15.6型のフルHD表示に比べて一回り大きく見える。15.6型ノートパソコンの場合、ディスプレーの設定による表示スケールがデフォルトで125%に設定されていることが多く、実質1536×864ドットに近いサイズになってしまい、実際の作業領域が狭くなってしまうことも少なくない。しかし、17.3型ならデフォルトで100%になっているので、設定の変更をする必要がなくフルHDの解像度を存分に使うことが可能だ。
もちろん、15.6型ノートパソコンでもスケール設定で100%にすれば1920×1080ドットをフルに利用できるが、当然ながらアイコンや文字、メニューやタスクバーといったUI部分は小さくなってしまい、17.3型ディスプレーと比べると視認性は決して高くない。
ディスプレーサイズが大きい分本体サイズもそれに応じて大きくなってしまうため、持ち運びに関してはちょっと不向きな点を生じてしまうが、十分に持ち運びできる大きさや重さで、移動先でも広い画面で余裕の作業が行えるのは魅力的だ。
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