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Windows情報局ななふぉ出張所 第208回

楽天とキャリアにとっては悩みのタネに:

アップル「iPhone SE」売れすぎで弊害も

2020年08月26日 16時00分更新

文● 山口健太 編集● ASCII

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■iPhone 8を飛ばしてiPhone SEが登場

 iPhone SEの勢いを確実に後押しすることになりそうなのが、ワイモバイルとUQモバイルによる取り扱いです。コスパの良さという点で、iPhone SEがこれらのサブブランドと相性が良いことは明らかでしょう。

ワイモバイルは8月21日午前中にiPhone SEの取り扱いを発表

8月21日の午後にはUQモバイルもiPhone SEを発表した

 興味深いのは、iPhone SEを採用したタイミングです。これまでワイモバイルとUQモバイルは、大手キャリアから遅れて型落ちのiPhoneを取り扱ってきました。

 いま売られているiPhone 7の場合、ワイモバイルの取り扱いが始まったのは2018年12月で、ソフトバンク版から2年以上遅れています。

 それに続くモデルは、本来であれば「iPhone 8」となるところが、一足飛びにiPhone SEを採用。しかも大手キャリアと比べた発売の遅れは4ヵ月弱に縮まっています。

 しばらくはiPhone 7の販売も続くとみられることから、長く使える最新モデルが欲しいならiPhone SE、価格重視の人はiPhone 7と、ニーズに応じて選べる点もサブブランドのお得さを強調することになりそうです。

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