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XperiaからWALKMANまで! ソニー好きのソニー製品徹底レビュー 第62回

楽器持ってないけど「おんがくであそぼうピコトンズ」えんそう編でミュージシャン気分になる!

2020年09月10日 12時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集● ASCII

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 さて前回に引き続き、今回もロボットトイ「toio」向け、音楽を遊びながら学べる新作タイトル「おんがくであそぼうピコトンズ」の体験レビューをお届けします。製品詳細は前回のレビューでも書きましたが(楽器を弾けないけど「おんがくであそぼうピコトンズ」プレイブックで音楽の才能を試した!)、販売開始は9月10日、単体の希望小売価格は5980円(税別)、toio本体をセットにした数量限定版「toio バリューパック “おんがくであそぼう ピコトンズ”同梱版」が1万9980円(税別)です。今回は「えんそう編」をレビューします。

「えんそう編」では、「えんそうマット」と「そうさ/オートプレイマット」を使用します

マンガを読みながら音楽ゲームで遊ぶ「プレイブック編」と、多機能マットで演奏や録音を楽しめる「えんそう編」のふたつのカートリッジが用意されています

 演奏に主に使用するのは「えんそうマット おもて」です。「えんそうマット おもて」は左上にリズムのエリア、中央にメロディーのエリア、右上にコードのエリア、さらに左下には効果音のエリアが用意されています。それぞれのエリアを「ピコトンズ」(toio本体)でタッチすれば、その音が鳴るわけです。ちなみにリズム、メロディー、コード、効果音は複数用意されており自由に変更可能です。

上が「えんそうマット うら」、下が「えんそうマット おもて」です。「えんそうマット うら」では歌詞の入力が可能です

左が「オートプレイマット」、左が「そうさマット」。「オートプレイマット」ではピコトンズを動かすだけで、いい感じの音楽が生成されます

 実際にどのように演奏するかは下記の公式動画をご覧ください。なお、本格的なDTMソフトのような、重ね合わせ録音や、録音したメロディーのタイミングを補正する「クオンタイズ」という機能も用意されています。

 メロディー楽器は、ピアノ、ホンキートンクピアノ、ストリングス、ピチカート、アコースティックギター、エレキギター、エレキギター(ひずみ)、エレクトリックベース、ロックオルガン、トランペット、サックス、マリンバ、グロッケン、リコーダー、アコーディオン、スチールパン、琴、三味線、テルミン、ピコチップ、エレクトロチップ、ゲームチップ01、UFOチップ、ゲームチップ02、シグナルシンセ01、シンセベース、スペースシンセ、ワープシンセ、シグナルシンセ02、逆再生ピアノ……と30種類が用意されています。

 リズム、メロディー、コードをA~Cパートにそれぞれ4音ずつ録音して、それを重ね合わせ再生可能です。

 演奏するときにリズムがずれてしまっていても、「クオンタイズ」機能を利用すればタイミングを調整してくれます。うまく弾けなくてもまったく問題ないですよ。

 そして、今風の機能が「曲の書き出し」。曲が完成したら「そうさマット」で「かきだし」マークをタップするとコンソールにQRコードが表示されます。そのQRコードをSNSなどにアップすれば、自作の曲を多くの人に聴いてもらえるわけです。

ピコトンズで作った音楽や効果音は自由にSNSで利用可能。YouTube動画のBGM、効果音作成に重宝しますね

 「おんがくであそぼうピコトンズ」は、「プレイブック編」で音楽の基礎を身につけ、「えんそう編」で自由に音楽作りを堪能できます。まさに「つくって、あそんで、ひらめいて。」をコンセプトにしたtoioならではの「おんがく遊び」タイトルですね。音楽に苦手意識を抱いている子ども&大人にこそ、ぜひ体験してほしいタイトルです!

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