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XperiaからWALKMANまで! ソニー好きのソニー製品徹底レビュー 第61回

楽器を弾けないけど「おんがくであそぼうピコトンズ」プレイブックで音楽の才能を試した!

2020年08月27日 12時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集● ASCII

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 ロボットトイ「toio」向けに、音楽を遊びながら学べる新作タイトル「おんがくであそぼう ピコトンズ」が7月31日に発表されました。販売開始は9月10日。希望小売価格は5980円(税別)、toio本体をセットにした数量限定版「toio バリューパック “おんがくであそぼう ピコトンズ”同梱版」が1万9980円(税別)です。今回発売に先駆けて、ピコトンズを遊んでみたので、体験レビューをお届けします。

これがピコトンズの同梱物一覧。カートリッジは「プレイブック編」と「えんそう編」のふたつが同梱されています

 ピコトンズは「演奏」、「作曲」、「発表」を体験できる「おんがく遊び」タイトル。前編、後編に分かれた今回のレビューではまず「プレイブック編」の魅力についてお伝えいたします。

 ピコトンズの対象推奨年齢は6歳以上。最初に遊ぶのは「プレイブック」。音楽を理解するための「ねいろ」、「リズム」、「メロディー」、「ハーモニー」、音楽を作る方法を学ぶ「ボーカル」、「おとかさね」、「さっきょく」、「DJ」で構成されています。順番に遊んでいくだけで音楽の基礎を身につけることが可能です。

 と言うか、筆者は楽器をほとんど弾けませんが、「プレイブック」を実際に体験してみて、いろんな発見がありました。大人にもぜひ遊んでほしいですね。

「プレイブック」は、制限なしに遊べる「PLAY」、課題をクリアーする「GAME」で構成されていて、読み進めるにつれて音楽の世界が広がっていきます。音楽の原体験としてはピッタリのコンテンツです

 ただし、結構「GAME」は手強いです。その章のすべての「GAME」をクリアーすると、「ひみつの効果音」をゲットできるのですが、大人の筆者がプレイしても1回ではクリアーできなかった「GAME」もありました。記憶力、リズム感、音感が重要になってくるので、子どものほうがすんなりとクリアーできるかもしれません。

「ひみつの効果音」をゲットするとパスワードを入手でき、そのパスワードを「えんそう編」のカートリッジで入力すれば、新たな効果音を演奏で使えるようになります。演奏の幅が広がるわけです

toioのコンソールにどのマークを押せばいいのか表示されることもあります。これをヒントにして頑張って「GAME」をクリアーしましょう

 なお「プレイブック」の最後の章として「地獄の小部屋」があり、すべての「GAME」をクリアーすると「ひみつの効果音6」と、スペシャルボーナスの「ひみつの効果音7」をゲットできます。ワタシはひとつもクリアーできなかったのですが、ぜひ挑戦してみてください。「地獄の小部屋」を完全制覇できたなら、並々ならぬ音楽の才能を持っていると言えるかもしれません。

「地獄の小部屋」では「GAME」の難易度が跳ね上がります


これはメーカーの公式動画。「地獄の小部屋」の難易度に恐れおののきください

 さて、正直「地獄の小部屋」以外の「GAME」も結構難しいなと思いましたが、すべてをクリアーしなくても読み進めていくことが可能です。また実のところ、好きな章からプレイしてもまったく問題なし。ミュージシャンを夢見るお子さんを持つご家族はもちろんのこと、自身が楽器を弾けるようになりたい筆者のような大人にも、強くオススメできるタイトルです。

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