ファーウェイ通信 第129回
Ryzenモデルがラインアップに加わって、選択の幅が広がった!
Ryzen搭載で8万円切りの高性能モバイルPC「HUAWEI MateBook 13 AMD」レビュー
2020年08月28日 11時00分更新
SIMフリースマートフォンを中心に、タブレットやルーター、ウェアラブル端末など、多彩なジャンルで提供されているファーウェイ製品を毎回紹介している「ファーウェイ通信」。今回はノートPC。薄型ボディーに高性能を詰め込んだモバイルPC「HUAWEI MateBook 13」に追加された、AMD製プロセッサー搭載モデルをレビュー。あわせてモデル数が増加したMateBookシリーズのラインアップをあらためて整理した。
持ち運んで使うのにも便利な13型モバイルノートPC
「HUAWEI MateBook 13」にさらに購入しやすいAMD Ryzenモデル!
スマホやタブレットの性能が進化した今でも、ビジネスシーンや学生生活などで、PCは相変わらず欠かせないツールとなっている。特にオンラインでのビデオ会議や講義の機会が増えてくると、一定レベル以上の性能を持ったモバイルPCが必要となる機会は大幅に増加している。一方で、モバイルPCは高価だというイメージから、なかなか手を出しにくいと考えている人も多いはず。

外観的にはインテルCPUモデルからの変更点は無く、コンパクトな薄型モバイルPCでありながら、パワフルなCPUが魅力。なお、今回の評価機は英語キーボードだが、実際に販売されるモデルは日本語キーボードとなっている
そんな中で、ファーウェイ「HUAWEI MateBook 13」シリーズは持ち運びしやすいコンパクトな本体、そして高性能CPUなどの特長を持ちつつ、比較的お手頃な価格も魅力。第10世代インテルCoreプロセッサー搭載の2020年モデルについては本連載でもすでに紹介しているが(「最新の性能・機能が詰め込まれたファーウェイのモバイルPC「HUAWEI MateBook 13 NEW」レビュー」)、6月になってAMD製CPUである「Ryzen 5 3500U」を搭載した「HUAWEI MateBook 13 AMD」が追加されている。
そのHUAWEI MateBook 13シリーズを実機で見ていこう。まず、本体は約14.9mmと薄く、かつフットプリントは約286×211mmとほぼA4サイズ。重量も約1.3kgと軽量なため、ビジネスバッグやバックパックに入れてもかさばらない。今後オフィスやキャンパスに行く機会が増えたとしても、持ち運びには困らないはずだ。
ディスプレーは、製品名のとおりに13型のフルビューディスプレーを採用。ベゼル幅を約4.4mmにまで抑えることで、画面占有率88%を実現している。解像度は2K(2160×1440ドット)と高精細。3:2の縦横比も重要なポイントで、複数ウィンドウを横に並べても縦方向の解像度がしっかりと確保される。
そして、HUAWEI MateBook 13 AMDでは、価格面での魅力もアップした。市場想定価格が税抜7万9800円となっており、より購入しやすくなったのだ。バッテリー駆動時間はインテルCoreシリーズ搭載モデルと比べると短くはなっているが(約7.2時間、JEITA 2.0基準)、コストを理由にモバイルPCの導入を躊躇していた人にとっては有力な選択肢となるだろう。

この連載の記事
- 第144回 1万円以下でANC付きのファーウェイの新型完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4i」レビュー
- 第143回 ファーウェイトップインタビュー「新製品とともに優れた経験を日本のユーザーに提供していきたい」
- 第142回 リアル店舗で即日修理、代金の目安も事前確認可 ファーウェイのサポート体制を調べた
- 第141回 多様なモデルが揃うファーウェイのノートPC「HUAWEI MateBook」は目的で選ぶ!
- 第140回 ファーウェイのウェアラブル端末が新対応の血中酸素レベル測定機能を実際に試す
- 第139回 3モデルから選べるファーウェイ製タブレットを日常で活用する!
- 第138回 スマホ・PC・オーディオ、多彩なファーウェイ製品を連携させて日常生活で活用する!
- 第137回 巣ごもり時代だからこそ! 健康管理に役立つファーウェイのウェアラブル端末 タイプ別レビュー
- 第136回 強力8コアRyzen搭載の薄型実用派PC「HUAWEI MateBook 14」の性能に接近
- 第135回 ファーウェイの最上級完全ワイヤレスイヤフォン「HUAWEI FreeBuds Pro」レビュー
- 第134回 薄型&約1.0kgのモバイルPC、ファーウェイ「HUAWEI MateBook X 」に注目!
- この連載の一覧へ