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ファーウェイ通信 第129回

Ryzenモデルがラインアップに加わって、選択の幅が広がった!

Ryzen搭載で8万円切りの高性能モバイルPC「HUAWEI MateBook 13 AMD」レビュー

2020年08月28日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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HUAWEI MateBook 13 AMDの実力をチェックする!

 次に、HUAWEI MateBook 13 AMDのスペックやパフォーマンスをより詳しく見ていこう。

パームレストにはRyzen搭載を示すステッカーも

 CPUは前述のとおり、AMD製のRyzen 5 3500Uを搭載し、グラフィックスはCPU内蔵のAMD Radeon Vega 8。画像編集などのクリエイティブワークもある程度こなせる性能を持つ。また、メモリーは8GBで、ストレージもPCIe接続の高速SSDが256GBとなっている。OSはWindows 10 Home 64ビットだ。

 今回は、ASCII編集部としてHUAWEI MateBook 13 AMDの性能を測定するため、借用した機材でいくつかのベンチマークアプリを実行してみた。

 まずはPCMARK 10で、PCとしての総合的な性能をチェック。結果は3729というスコアになった。詳細を見ると、基本性能を示すEssentialsが7482、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが5533、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationは3401となっている。特に3つめのクリエイティブアプリが比較的高いスコアと言える。

「PCMark 10」の結果

 次に、3DMark(Night Raid)でGPU性能をチェック。CPUスコアは4262、Graphicsスコアが10171、総合スコアは8419だった。

「3DMark」の結果

 最後は、ストレージ性能を見るCrystalDiskMark 7.0.0 x64を実行。シーケンシャルリード/ライトともに3000MB/秒に近づくスコア。ノートPC内蔵ストレージとしてはトップクラスと言える。

「CrystalDiskMark 7.0.0」の結果

指紋センサー内蔵の電源ボタンやスマホとの連携も
普段の使い勝手をよくする装備や機能

 HUAWEI MateBook 13 AMDには、普段の使い勝手をアップさせる装備や機能も搭載されている。

 その1つが、電源ボタンと一体化した指紋認証センサー。キーボードの右上にあるボタンを1回押すだけで、あとは何もしなくてもPCの起動からWindowsのログインまでのすべてが完了するのがラクチンだ。

後述する他のMateBookシリーズとも共通なのが指紋センサーを内蔵した電源ボタン。普通に電源ボタンを押すと同時に指紋認証も完了して、ログインもされる

 キーボードはバックライト内蔵のため、少し暗めの会議室や講義室などでも操作は問題なし。また、キートップは約17mm(実測値)と十分なサイズで打ちやすい。

キーボードはバックライトもあり

 バッテリー持続時間は約7.2時間(JEITA 2.0基準)。さらに標準付属するUSB PD対応のACアダプターは約160gと軽量かつコンパクトでありながら、最大65Wでの高速充電にも対応。バッテリー残量ゼロの状態から約30分で約50%まで充電が可能だ。

USB PDで最大65W対応のACアダプターが本体に付属する

左側のUSB Type-C端子は充電と兼用。USB Type-C端子は右側にもあり

 スマホとの連携機能も強力だ。ファーウェイの独自機能「マルチスクリーンコラボレーション」では、ファーウェイ製スマホ(NFCに対応し、EMUI 10.0以上のモデル)とPCをワイヤレスで接続し、PCの画面上にスマホの画面を仮想的に表示させることができる。PCとスマホ間でドラッグ&ドロップでのファイルのやりとりなどが可能だ。

ファーウェイ製スマホとの連携もMateBookシリーズの利便性を高めているポイントだ

 HUAWEI MateBook 13シリーズは、ファーウェイ楽天市場店/PayPayモール店のほか、家電量販店やECサイトなどで販売中となっている。

  ファーウェイ「HUAWEI MateBook 13 NEW」
「HUAWEI MateBook 13 AMD」の主なスペック
CPU Core i5-10210U
(4コア/8スレッド)
(1.6GHz、最大4.2GHz)
Core i7-10510U
(4コア/8スレッド)
(1.8GHz、最大4.9GHz)
Ryzen 5 3500U
(4コア/8スレッド)
(2.1GHz、最大3.7GHz)
グラフィックス Intel
UHD Graphics 620
Nvidia
GeForce MX250
Radeon Vega 8
Graphics
メモリー 8GB(LPDDR3) 16GB(LPDDR3) 8GB(DDR4)
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
ディスプレー 約13型液晶(2160×1440)
タッチ対応 × ×
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac(2×2 MIMO)
端子 USB 2.0 Type-C(充電兼用)、
USB 3.0 Type-C(ディスプレー出力対応)、
ヘッドフォンジャック
HUAWEI
MateDock 2
同梱(USB 3.0 Type-A、USB 3.1 Type-C、
HDMI、D-sub15ピン)
カメラ 約100万画素
サイズ 約286×211×14.9mm
質量 約1.3kg 約1.32kg 約1.3kg
バッテリー駆動
(JEITA 2.0基準)
約12.4時間 約13.1時間 約7.2時間
カラバリ スペースグレー
OS Windows 10 Home 64ビット
市場想定価格(税抜) 9万9800円 13万9800円 7万9800円

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