ソニーモバイルが、SIMフリースマホ市場にXperiaシリーズ3機種を投入することを発表しました。待望のSIMフリー本格参入を歓迎する声がある一方、「なぜこれまでソニモバは本気を出さなかったのか」という疑問もあります。
■SIMフリー版はデュアルSIM、独自の有償サービスも
今回SIMフリーとして発表されたのは「Xperia 1 II」「Xperia 1」「Xperia 5」の3機種です。キャリア版との違いとして、3機種ともデュアルSIMに対応しており、2枚の物理SIMカードを使い分けることができます。
Xperia 1 IIでは、SIMフリー版限定の本体カラーとしてマットな質感の「フロストブラック」が登場。メモリーは12GB、ストレージは256GBに増量されています。
注意点として、SIMフリー版のXperia 1はFeliCaを搭載せず、おサイフケータイは利用不可。ワンセグやフルセグには3機種とも非対応となっています。
直販サイトのソニーストアでは、24回の分割払いの手数料が無料。既存のXperiaの下取り価格への上乗せや、nuroモバイルの申し込みでキャッシュバックするなどのキャンペーンを実施します。
サポート面では有償の「Xperiaケアプラン」が新たに登場しました。これに加入しておくと故障や水濡れ、全損などの際に、大きな負担をすることなく交換や修理のサービスを受けられます。
この連載の記事
-
第270回
スマホ
iPhone値上げ、Pixel躍進──2022年のスマホを振り返る -
第269回
Apple
アップル「iPad(第10世代)」なぜ値上げ? -
第268回
iPhone
iPhone「mini」ユーザーはどこへ向かうのか -
第267回
Apple
アップル「M2 MacBook Air」M1ユーザー視点でレビュー -
第266回
スマホ
iPhone値上げ 高コスパAndroidにチャンスはあるか -
第265回
Apple
アップル製品の「壁」を取り払う新機能に注目 #WWDC22 -
第264回
スマホ
メガネをかけると大画面? 「Nreal Air」を試した -
第263回
ビジネス
在庫不足のアップル、コスト増のアマゾン──GAFA決算、各社の課題浮き彫り -
第262回
PC
出張用のPCやモバイル回線を見直した -
第261回
Apple
アップル「Mac Studio」Mac miniから買い換える価値はある? -
第260回
スマホ
楽天モバイル「Apple Watch」は新たな強みになるか - この連載の一覧へ