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300HzパネルにCore i9-10980HKとGeForce RTX 2080 SUPER Max-Q搭載の最強スペック

MSIの最上位ゲーミングノートPC「GS66 STEALTH」がeスポーツ向けに最適な理由とは

文●石川ひさよし

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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インターフェースも充実。さらにはモバイル性能まで

 ゲーミングノートPCの場合、キーボードやマウスは外付けのものを用意することが一般的かもしれない。ただし、ノートPCとして標準搭載するキーボードはいざモバイル、あるいはLANパーティのように自宅外で楽しむような機会もあるので必要十分なスペックがあったほうがよい。

GS66のキーボードは比較的スタンダード寄りの日本語配列

ゲームではキーボード上の主に左寄りのキーの使用頻度が高いため、通常その位置にあって押し間違いが多いFnキーを右Ctrl横に移設している

 GS66で採用されているのはテンキーレスの日本語配列キーボード。左上にロゴがあるとおりゲーミングキーボードで知られるSteelSeriesとのコラボだ。LEDバックライトもキー単位で搭載、変更が可能だ。通常、ここまで横幅があるノートPCならキーにも余裕を持たせるのだが、あまりゲームに関係のないキーは少し幅を詰め、押し間違いを少なくしている。

 ゲームにおいてほかにも重要な要素があるとすればオーディオだろう。GS66のキーボード面はオーディオ機能を軸に設計されたようなデザインと言える。パームレスト部の左右には縦にスリットがあり、この内部に収められているのがデンマークのハイエンドスピーカーブランドDYNAUDIOの「DUO WAVE スピーカー」だ。パッシブラジエーターを内蔵し、迫力ある低音を実現している。たとえばシューティングタイトルでプレイヤーの近くで爆弾が爆発したようなシーンでリアルな音響を楽しめる。

パームレスト左右にDYNAUDIOの「DUO WAVE スピーカー」を搭載

 また、インターフェースも充実している。左右側面に用意されたインターフェースの中には、安定したネットワーク接続のための有線LAN(2.5GbE)、外部ディスプレイ接続のためのHDMI、そして最新のUSB 3.2 Gen2 Type-Cやさらに高速なThunderbolt 3といったポートが搭載されている。とくにThunderbolt 3はGS66をモバイルするような時の心強い味方になる。このThunderbolt 3端子はUSB PDをサポートしており、65W以上の出力に対応したUSB PD対応モバイルバッテリーを接続すれば充電・給電ができる。さすがにGeForce RTX 2080 SUPERをONにするためにはACアダプタ接続が必要だが、非3Dグラフィックス中心の作業であれば内蔵99.9WhrのバッテリーにUSB PDを組み合わせてモバイルでも活躍してくれる。

左側面には電源ジャック、USB 3.2 Gen2 Type-C(Thunderbolt 3)、HDMI、USB 3.2 Gen2 Type-A

右側面にはオーディオジャック、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、100BASE-T LANを搭載。ネットワークではWi-Fi 6対応無線LANも搭載している

 最後にそのほかのスペックとPCとしての全体的なパフォーマンスを紹介しよう。ストレージはGS66-10SGS-020JPの場合、Cドライブとして1TBのNVMe SSDが搭載されている。シーケンシャルアクセスで2.4GB/sクラスなので最速クラスというわけではないが、ほかのパーツが豪華なのでここで少し価格バランスをとった印象もある。しかし容量は十分、速度も十分以上だ。

1TBのNVMe SSDを搭載。シーケンシャルアクセスは2.4GB/s前後

 メモリは32GB。まだノートPCでは16GB程度のものがスタンダードだが、GS66-10SGS-020JPはその倍の容量を最初から搭載している。速度はDDR4-2666。DDR4-2933までサポートしているCore i9-10980HKなのでここが少々惜しいが、パフォーマンスに与える影響は小さいところでもある。なお、メモリの増設、そして先に紹介したSSDも増設が可能となっている。MSI公認サポート店でのみ対応、という条件がつくものの将来足りなくなった時にアップグレードできるパスが残されているのはありがたい。

DDR4-2666メモリを16GB×2枚(デュアルチャネル)で計32GB搭載する

 それではPCとしてのパフォーマンスを紹介しよう。まずCPU性能。CINEBENCH R20のスコアはマルチスレッド時のCPUスコアが3461pts。スタンダードな4コア8スレッドのモバイルノートPCでは1000ptsあたりのスコアになるので、倍のコア/スレッド数に加えクロックも高めに設定されているGS66のCore i9-10980HKはノートPCの中でもトップクラス。デスクトップPCに匹敵するパフォーマンスであると言える。

CINEBENCH R20のスコア

 続いてPCMark 10。Extendedテストのスコアは総合値が6964。内訳はホーム用途のEssentialsで9860、ビジネス用途のProductivityで8643、コンテンツ制作のDigital Content Creationで5325、Gaming(ゲーム)で14009といったスコアだ。ホーム、ビジネス、ゲームともに高いスコアであり、Digital Content Creationもテスト自体がほかより低いスコアになる傾向のものなのでほかのPCと比較すればこの用途でも十分に通用する性能と言える。

 そしてほかのゲーミングノートPCとの3D性能比較のために3DMarkの各スコアも紹介しておこう。

テスト スコア
Time Spy 7429
Night Raid 41372
Fire Strike 17160
Sky Diver 42378

300Hzパネルの最強ゲーミングノートPCこそ最強のeスポーツ環境だ

 GS66はハイエンドゲーミングノートPCだ。とくに今回評価したGS66-10SGS-020JPモデルは数あるゲーミングノートPCの中でもトップクラスと言える。それは紹介したベンチマークのフレームレートやスコアに現れている。そしていくつかのゲームを実際にプレイしてフレームレートを計測したが、その映像は非常になめらかだった。高性能なCPUとGPUを搭載しただけではこうしたスムーズさは得られない。300Hzという高リフレッシュレートの液晶ディスプレイと組み合わされることでその真価を発揮する。こうしたところが、GS66がeスポーツ向けである理由だ。そして今回紹介してきたように映像重視のゲームも快適、ホーム&ビジネスもOK、モバイルもOKと、1台でマルチに活躍してくれるメインノートだ。

対象のノートPC購入でもれなくオリジナルグッズをプレゼント

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※指定期間中に購入、応募された方が対象です。受付期間終了後はご応募いただけません、予めご了承ください。
※中古品、再調整品(リファービッシュ品)、展示品は対象外となります。

キャンペーン期間

対象購入期間:2020年7月2日(木)~2020年9月27日(日)
応募受付期間:2020年7月2日(木)~2020年10月12日(月)

対象製品

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