オンライン会議上にスタンプを表示できるカメラソフトウェア受付開始
キッズプレートは7月6日から、ZOOMなどのオンラインミーティングの画面上に、ユーザーが「スタンプ」を表示できるカメラソフトウェア「NICE CAMERA」を開発したと発表。8月の製品版提供に向けて、すでに事前受け付けを開始している。
ユーザーがイラストやアニメーションを使って意思・感情を表現できる「スタンプ機能」を搭載した仮想カメラソフトウェア。仮想カメラ機能をサポートしているオンラインミーティングツールであれば、ZOOMに限らず、さまざまなツールでNICE CAMERAを利用できる。
相手が話しているときに口を挟みづらい商談や社内会議といったオンライン会議でも、スタンプを送ることで、さまざまな意思表示が可能になる。会議でのコミュニケーションの円滑化が期待できるという。
オンライン講義では、参加者のプライバシー保護のため、カメラ映像をオフにする授業が非常に多いという。NICE CAMERAを使えば、人物を映さずスタンプで返答できるため、教師生徒間で理解度を確かめあえるとのこと。
オンライン飲み会でも、ユニークなイラストやアニメーションを送り合って楽しめるスタンプ機能がマッチするとしている。
コロナ禍のテレワークにおいては「ZOOM疲れ(ZOOM Fatigue)」と呼ばれるオンラインミーティングの弊害が問題視されている。人間のコミュニケーションは多くが聴覚・視覚による非言語的コミュニケーションに依存しているものの、オンラインミーティングではそのほとんどの情報が失われているとされるからだ。
このような現状を踏まえ「オンラインミーティングを楽しく、効果的に」をテーマに、会話のリアクションにスタンプを使うことで、感情や意思などの非言語的な情報を補完できるNICE CAMERAを開発したという。