テンキー付きの「ARESPEAR K100F」、なしの「ARESPEAR K100L」をラインアップ

REALFORCEの技術を採用し超静音で配信にも、コナミのeスポーツデバイス「ARESPEAR」のキーボードが販売開始

2020年07月01日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

eスポーツデバイスブランド「ARESPEAR」のゲーミングキーボード「ARESPEAR K100F」「ARESPEAR K100L」と、ゲーミングヘッドフォン「ARESPEAR H100」の販売受付が開始

 コナミアミューズメントは6月30日、同社のeスポーツデバイスブランド「ARESPEAR」のゲーミングキーボード「ARESPEAR K100F」「ARESPEAR K100L」と、ゲーミングヘッドフォン「ARESPEAR H100」の販売受付を開始した。

 ARESPEARは、ギリシア神話に登場する“戦”をつかさどる神「ARES」と、その代表的な武器である槍「SPEAR」を組み合わせた名称で、eスポーツの高みを目指して競い合うプレイヤーにとって最高のプレイを追求するためのデバイスブランド。今回のゲーミングキーボードやヘッドフォンに加え、ゲーミングパソコンも発表されている。

 今回、ARESPEAR K100FとARESPEAR K100Lの実機を借りられたので、写真とともに基本性能をチェックしていく。なお、ARESPEAR H100については別記事で紹介しているので、そちらを参照してほしい。

ARESPEAR K100Fがテンキー付き

ARESPEAR K100Lはテンキーなしモデル

REALFORCEのテクノロジーを採用
静音でキー反応速度もカスタマイズ可能

 ARESPEAR K100FとARESPEAR K100Lは、高級キーボードブランド「REALFORCE」のテクノロジーを採用するゲーミングキーボード。静電容量無接点方式スイッチによるキータッチや、独自のフェザーキータッチにより、かなりタイプ音が静か。ゲームプレイはもちろん、配信にタイプ音を乗せたくないプレイヤーにも魅力的だと思う。

方向キーの上にはARESPEARのロゴがあしらわれている

人間工学を考慮したデザインと指の動きに合わせたステップスカルプチャー構造が採用。キーの列ごとに角度が異なるのが特徴

 またデザイン的には、ゲーミングキーボードとしては落ち着いた高級感のある色合いなので、自宅に置くゲームプレイ兼仕事用のメインキーボードとしてもオススメできる。方向キーの上にはARESPEARのロゴ、右上の音量調節やNumLockのオンオフが可能なボタンの部分には「KONAMI」のロゴがあしらってある。

 また、キースペーサーが付属し、APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能に対応。各キースイッチのオン位置を1.5mm/2.2mm/3mmの3段階で調整し、キー反応速度をカスタマイズできる。これにより、プレイスタイルに合わせてキースイッチの速度をキー単位で最適化可能だ。

キースペーサー、キートッププラー、ゲームで多用するWASD、Caps、Ctrlの別色のキートップが付属

 そのほか、ゲームで多く使用するWASD、Caps、Ctrlの別色のキートップも同梱。基本ダークグレーのような色合いなので、オフホワイトの別色キートップは視覚的にかなり目立つ。ゲームプレイ中に手の触覚だけでなく視覚的にもキー配置を確認したいという人にはうれしい要素だろう。

 ARESPEAR K100Fはテンキー付きの108キータイプ(4個の特殊キー含まず)で、サイズはおよそ幅454.9×奥行142.1×高さ38.1mm、ARESPEAR K100Lはテンキーなしの91キータイプで、サイズは369.2×奥行142.1×高さ38.1mm。価格はどちらも2万9800円(税別)

底面には高さの調整ができるスタンドと、ケーブルを這わせることができる溝がある

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