マイクロソフトは6月23日、Microsoft Teamsの個人ユーザー向け新機能として、友人や家族との繋がりを保つ機能をモバイル版プレビューとして提供開始した。
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の流行により、友人や家族とのコミュニケーションが困難となっていることを受けての取り組み。3月にモバイル版Teams(iOSアプリおよびAndroid アプリ)の新機能として発表したもので、6月23日より展開を開始し、数週間で完了する予定。
Teamsは仕事業務に最適なツールとして、チャットやウェブ会議、音声通話、コラボレーションといった機能を持つが、多くの人はコミュニケーションにオンライン・オフラインを問わず複数のアプリやばらばらのツールを使っている。
マイクロソフトではTeamsを仕事以外の個人的な生活にも活用できるようすることを目指して新機能を実装。仕事でTeamsを利用する場合と同じようにメッセージやビデオ通話で友人や家族と繋がりを保つことができ、グループや1対1でのチャットや通話を楽しんだり、リストやドキュメント、画像や予定表を共有。また、位置情報の共有機能も提供されるので広い公園での互いの位置を知ることが可能。
すでにTeamsモバイルアプリを利用している場合、[設定] をクリックし [アカウントの追加] を選択し、個人用のマイクロソフトアカウントでサインインするか電話番号で新しいアカウントを作成(個人用アカウントと仕事用アカウントを切り替えることが可能)。Teamsを利用したことがない場合は、iOSまたはAndroidのアプリストアからTeamsのモバイルアプリをダウンロードして個人用Microsoftアカウントでサインインするか、電話番号でアカウントを新規作成する。
マイクロソフトでは、今後数週間かけてプレビューを展開。新機能の一般提供と、デスクトップ版およびウェブ版Teamsへの機能拡張は今年後半を予定しているという。