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T教授の「戦略的衝動買い」 第587回

たった5分ほどであっという間に膨らむ「Sable エアーベッド」を衝動買い

2020年06月25日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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3〜5分でエアーベッドはほぼ完ぺきに膨らむ。小さな部屋に何とかシングルベッドが2台入った。常設とは違うので普段は広々としてる

 さて、エアーベッドの仕組みはご理解いただいたと思うので、続いて構造や使用素材に関して少し説明したい。エアーベッドは、内部構造に高強度素材を採用し、"I型構造"というベッドの横方向に"桟"(さじき)のような壁を作り、内部を複数のコンパートメントに分けて構成するため、端の部分の強度もも強化される。結果として、角付近に腰かけても形状が大きく崩れることがなく安定感がある。

 そして同時に人の体型や姿勢の凸凹に合わせてエアーベッドがフィットし、睡眠時の体をしっかりと支えて体圧を分散させることで体への負担を軽減する。一般的な簡易型ベッドに比べてもふわふわ感や安定感はなかなかだ。

 エアーベッドの上面処理は、フリースのような柔らかな素材を使い、ソフトな触感を出し、寝たときの触り心地も快適になるように配慮されている。生地は厚さ0.6mmのPVC素材を採用し、内部構造の高強度繊維と相まって、強度・安定感・耐久性・快適さを実現している。

 今回衝動買いした、Sable エアーベッドは、外形サイズが203×99×厚さ46cmのシングルサイズ。なんと耐荷重は300kgもあるようだ。きっと我が家のワンコの体重12kgはエアーベッドにとっては誤差のようなものだろう。

 エアーベッドに内蔵の強力電動ポンプは腕力や手間をかけることなく、空気の出し入れを短時間する優れモノだ。コンセントに繋ぐだけで、たったの3〜5分でお好みの量の空気注入や排出が可能だ。もちろん空気を入れる量を自由に調整し、使用者が気持ちのよい硬さに調節することもできる。

 筆者宅ではあくまで来客のための一時宿泊者用だが、常設して普段使いのベッドとして活用したい人は、使用頻度や放置時間に応じて、空気の一定量の自然排出(不良ではない空気漏れ)があるので、2日ごとに1分間程度の空気の補充(再注入)を行えば快適性を持続することができるだろう。

 我が家では前述したようにゲストのための"室内宿泊者専用追加ベッド"だが、流行のグランピングや合宿所などでも効果を発揮しそうだ。普段はなにもない筆者の寝室兼Zoom会議部屋だが、ゲストのあるときは、たった5分でツインベッドルームになる快適さだ。

使用後は、また5分以内で空気排出を行って、クローゼットに収納するだけ

 エアーベッドは、普段は場所を取らず、ワンルームで暮らす単身者でも、たまに家族のやって来る単身赴任族でも、ファミリータイプのマンション居住者でも、グランピングファンでも、必要なときにだけ便利に快適、快速に使えるきわめて便利なエキストラベッドだ。

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:sable エアーベッド シングルサイズ
・購入:Amazon.co.jp
・価格:8000円前後

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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