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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第231回

かっこいいナイフを買ってさりげなく普段使いがしたい

2020年06月14日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506) 編集● ASCII

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縁遠くなってしまったナイフ

 みなさん、ナイフって持ってます? 果物ナイフとかじゃなくて、キャンプに使うようなナイフ。

 小学生のころはボーイスカウト(小5まではカブスカウト)に入っていたので、キャンプや工作でナイフや切り出し刀を使っていたし、学校では工作や鉛筆削りに「肥後守(ひごのかみ)」や「ボンナイフ」っていう折りたたみ式の刃物を使っていました。

 おかげで刃物は割と身近な存在だったんですが、ワタシが生まれるより前に、少年による殺傷事件をきっかけにして、子どもに刃物を売らない使わせないという運動が起こっていたそうなんですよね。「刃物を持たせない運動」といって、ワタシが小学生時代はその真っ最中。そのため、使用を禁止していた学校も多かったみたいです。

 まぁその割には肥後守もボンナイフも普通に文房具屋で売っていたし、友だちもみんな使っていたんですけど、大きくなるにつれてカッターナイフや鉛筆削り器を使うようになり、使用頻度はダダ下がり。中学のころにはボーイスカウトもやめてしまったので、ナイフのような刃物類はすっかり縁遠いものになってしまいました。

GERBERの折りたたみナイフを購入

 再びナイフを買ったのは30歳のころ。キャンプにハマって久しぶりに買ったんですが、思ったほどは使う機会がありませんでした。いつもオートキャンプだったから荷物をコンパクトにする必要がなく、果物ナイフや包丁で事足りていて。その後キャンプ熱が再燃したときも同じだったし、たまに行くBBQは道具類を全部貸してくれるところが多く、ナイフどころか手ぶらで行けちゃったりしています。

 そんなわけでそこからまた長いことナイフから遠ざかっていたんですけど、先日、知り合いがちょっとしたことにナイフを使ってるところを見たんですよね。箱を開けたりテープを切ったりみたいな。それがとても使い慣れてる感じがしてなんだかカッコよかったんですよ。それで、あっナイフ欲しい! と。

 マチェットを買った時にそれを思い出し(第230回「ヤシの実をスーパーで見つけたので、マチェットで叩き割って食べました」)、一緒にナイフも買ってしまいました。マチェットと同じGERBERの「パラフレームI」という折りたたみナイフです。

GERBERの折りたたみナイフ、パラフレームIを買いました。全長は178mm。デザインがお気に入り

折りたたむと全長104mmとコンパクトに

裏側にはベルトなどに取り付けられるクリップがついています

フレームのスケルトンデザインがお気に入り

 パラフレームにはI、II、ミニなどいくつか種類があり、IIはちょっと大きくてミニはちょっと小さめ。ワタシが買ったIは、IIとミニの中間のサイズです。

 米軍の放出品でもよく見かけるパラフレームですが、今回購入したのは新品でお値段は3500円ほど。マチェットと同じく、これも中国製のせいかめちゃ安かったです。

 ナイフって何万円もするイメージがあるかもしれないですけど、全然そんなことなくて。高級品や装飾品は別として、実用品ならこのぐらいの価格帯でいくらでも選び放題です。

 いろいろある中からこれを選んだ理由のひとつは、グリップと一体になったフレームのデザインにあります。以前使っていたナイフは木が貼られたオーソドックスなタイプだったんで、金属フレームにちょっと憧れてたんですよね。オープンフレームというそうなんですけど、このスケルトン感がなんともかっこいいというか、今風に見えるというか。

大きな穴が開けられたフレーム。軽いし水でジャブジャブ洗ってもすぐ乾きます

 ステンレス製なので錆びる心配はないし、金属とはいえこれだけスカスカだと重量もかなり軽くて、約72gしかありません。

 また、もうひとつのお気に入りポイントは刃。ブレード。これもステンレス製です。

ノコギリのような波刃が付いているブレード。ちょっと厳つく見えますよね

 パラフレームIのブレードはノコギリのようなギザギザの刃が付いているものと付いていない物があって、ワタシが選んだのはそれが付いているほう。セレーションといって、ロープなどを断ち切るための刃です。

 やったことがある方はわかると思いますが、繊維状の物って普通の刃のナイフではなかなか切れないんですよ。これまで持っていたナイフには付いていなかったし、これもぜひ欲しかった機能でした。

刃のロックはフレームロック方式

 折りたたみ式のナイフは、刃を折りたたんでグリップに収納できるようになっています。使うときだけ刃を展開させるんですが、そのままでは勝手に閉じてしまいかねません。それじゃ危ないので、ロック機構が付いているものがほとんどです。

 代表的なロック方法のひとつがライナーロック。ハンドル(フレーム)の中にライナーと呼ばれる板バネが入っていて、刃を開くと自動的に根元をロックしてくれます。パラフレームIもライナーロックですが、パラフレームIではライナーをフレームの片面が兼ねているので、フレームロックと呼ばれています。

パラフレームIのロックはフレームが曲がってロックするフレームロック式。ブレードを半分くらいまで開きましたが、まだロックは動いていません

ブレードを開き切るとフレームの片面が板バネのように内側に入り込み、ブレードの根元をロックします

 フレームロックはは刃を開くとフレームが内側に曲がって刃の根元を固定するというもので、金属フレームならではの機構です。ロックを解除するときは、フレームを親指で外側に押し出します。

ブレードの根元に引っかかっているフレームを外側に押すとロックが解除されます

 押す部分が小さいし結構固いので、爪でグイッと押す感じ。ロックが外れたらブレードを折りたたみます。

 ちなみに、ロック方法にはもうひとつ、バックロックというメジャーな方法があります。これはグリップの背面にボタンがあり、それを押すことでロックを解除するというもの。背面(バック)にロック機構でバックロック。こちらの方がライナーロックより方式としては古く、ワタシが子どものころからありました。そのころ使っていたナイフもこのタイプです。

慣れると片手で開閉できるようになります

 刃の付け根にある出っ張りはサムスタッドというもので、これを使うと片手で刃を開けます。

片手での開け方その1。写真のように持ってサムスタッドを親指で押して開きます

 ブレードを開く方向に押すより、写真の上方向に押した方が楽に開ける気がします。また人差し指の位置やグリップを抑えている指の位置も重要みたいで、写真のように持った時が一番力を入れずに開けるように感じました。

片手での開け方その2。サムスタッドを親指の爪で弾くようにして開きます

 サムスタッドを親指で弾いて開くこともできます。

 閉じるのも慣れれば片手でできるそうなんですが、指を切りそうなのでやめておきます。

片手で閉じる時はこんな感じらしいんですけど、指を切りそうなのでやりません

テープはサクサク切れます。段ボールを切る時はセレーションでザクザクと

ココナッツに穴あけ。先端が曲がらないか心配でしたが全然大丈夫でした

 とにかく使い慣れようと思って、ダンボールのテープを切ったり封書の封を切ったりココナッツに穴を開けたりと、今までならほかの道具でやっていたようなこともできるだけナイフでやるようにしています。

 最初は刃を出すと怖かったし、ロックを外す時もビビり気味でしたけど、徐々に慣れてきました。まだまだぎこちないですが、いつか自然に扱えるようになれたらいいなと思います。

 それにしてもナイフって1本あれば十分なのに、通販サイトなどを見ているとほかにも欲しくなってしまいます。機能美なんですかね。あんまりハマるとここの沼も深そうなので、気をつけなければ。

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